サラリーマン時代に毎月10万円の副収入があった人が、 独立するや否やそれが確保できないケースが多いです。
おそらく毎月10万円も副業で稼げば、 「独立してこれだけに専念すれば50万円にはなるな」と思うはずです。
期待数値をはじき出す場合、人間の頭は、○○万円×5がせいぜいです。
では、なぜサラリーマン時代にちょこちょこっとやって稼いだ10万円が、 それだけに時間を費やすようになったのに稼げなくなったのでしょうか。
ここまでとってもスムーズに書いているので、気分はすこぶるご満悦です。
きっと多くの人は、精神的&金銭的に安定していたからこそ、 小遣い稼ぎができたのだろうと思うのではないでしょうか。
まぁ、それも1つ。
私が思うに、それだけではなく、ホッチキスやコピー機やボールペンなどの 会社の備品を普通に使用したり、給湯室のコーヒーやお茶を飲んだりという
目に見えない分母があるからです。
給料だけでなく、それらをすべて包含した分母。 その中には会社のお客さんまで含まれているかも知れません。
要は、物事を安定させるときに過分数はあり得ないんです。
給料が30万円(分母)のサラリーマンが、10万円(分子)を稼ぐことは 可能です。
その30万円の中には、いろんな要素が含まれています。 その要素を結集した金額が30万円。
しかし、そのサラリーマンが副業で50万円を稼ぐようになって、 調子こいて独立すると83%の確率で破滅します。
どうして83%かと言えば、83(破産)だからです。
では、絶対に副業で給料分以上は稼げないのか?と言われれば、 そんなこともありません。
30万円分の50万円。つまり、3分の5ですよね。
それを帯分数に置き換えればOKです。要は、1と3分の2。
頭の片隅に、その1を置いておける人間は、 50万円でも80万円でも稼げます。80万円だと2だけど。
ここまでむちゃくちゃ気持ちよく書いている私ですが、 マウス片手のみなさんはちゃんと付いて来れますでしょうか。
工学部電子工学科のような内容でしたが、 文学部インド哲学科のように表現すると、
今もらっている給料の中には、目に見えない多くの要素が含まれていて、 それを自分だけの力だと勘違いしている奴は、
独立しようが他社へ転職しようが、何をやってもダメだと言うことです。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
まだ口の中の皮がめくれっ放しです。
本文で過分数と表記しましたが、 今では仮分数と書くらしいですね。
まぁ、どんな文字でも構いませんが、 わざわざそれを変える意味が分かりません。
文部科学省は、そんなことをやっている場合ではないと憤ります。
過分数を帯分数に置き換えるクロネコいや、発送いや、発想は、 非常に使えます。
5分の9。それを1と5分の4と頭の中で置き換えることができる人間は、 絶対に失敗しません。
1を横に置いておける人間だから。
わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ~♪ by 松鶴家千とせ風
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━