砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1301滴:合わせてみせること:すべては給料の内

各務原のデニーズで名古屋に住む48歳の女性とランチを食っているとき、 いきなりケータイの待ち受け画面を見せられた@二度と会わない杉山です。

ちなみに、彼女は「可愛いでしょ~♪」と言うと愛犬の写真を見せました。

ですから、画面に貼ってあった透明の保護シールをめくると叱られました。

さぁ、そんな女子高生じゃないんだから買ったらすぐにシールなど剥がせ ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■「杉山さんのメルマガを読んでいると胸が痛くなるんです」と、

48歳の女性が言うので「病院に行ったら」と私は言いました。 すると、彼女はそれから黙々とチキングリルを食い続けました。

■せっかく心配をしてあげたのに…。

たまに「私は○○と思います」と、 不謹慎な読者からメールが来ます。

■本当に頭が悪い読者だと心の底から確信します。

基本的に「黙って読みやがれ!」と返信します。 お前、書けねぇんだろ。だったら、黙って読め。

■私の考え方とピッタシ合うことなどあり得ません。

考え方も性格も指紋と同じように確実に違います。 だから、合うかどうかじゃなくて合わせるんです。

■よくデキの悪いサラリーマンが嘆くボヤキの1つに、

「あんな担当者とは合わない」というのがあります。 じゃあ、どんな担当者なら合うというのでしょうか。

■絶対に合う奴などこの世には居ません。

指紋も性格も必ず1人に1つずつです。 性格は合いません。合うのは波長です。

■サラリーマンの給料の内訳をご存知でしょうか。

手取りが30万円だったら、5万円が基本給で、 15万円が社長のお小言に我慢した慰謝料です。

■あとの10万円は、理不尽なお客さんに合わせたご褒美なんです。

手取りの中に入ってるんだから、嫌でも合わせてみせるべきです。 頭を下げても顔が引きつるような愛想笑いを浮かべても給料の内。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

サラリーマンの分際で主義主張を唱えるんじゃねぇ!と少し思います。 会社がなけりゃ住宅ローンが払えないどころか学費も払えないでしょ。

その会社は、お客さんがいるから成り立っているのです。 例えそれが、理不尽で大バカ野郎なお客であってもです。

あなた1人のチカラでは、100円も集めることはできません。 人間としては立派ですが、ピン芸人としてはまったく無能です。

そこんとこをもっと思い知ったらどうなんだ!と少し思います。

性格や考え方なんて他人と合う訳がありません。

スーパーの店員が笑顔で話し掛けてくれるのは、 目の前のトマトやネギを買って欲しいからです。

間違ってもあなたと性格が合ったからではありません。

よく「運命の人と出会いました」と喜ぶ人がいますが、 きっと陽気がよかったのか眠気で感覚が麻痺したのか、

とにかく気のせいです。

100%だれも1人では生きて行くことなどできません。 だから、合うかどうかではなく合わせてみせることです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━