昨日の続きになりますが、非常に甘い考えで独立をしようとする中年J。
では、どんなやり方というか戦法で商売を繁栄させていくのか? それをサラッと訊ねてみました。
すると彼曰く「商売の基本はお客様を大切にすること。1人1人に目を向け、 1人1人を大切にする商売をしたい。それが繁栄の源(みなもと)です」と。
そして案の定、モットーは「一期一会」。
まぁ、それはそれでとても素晴らしい考えだとは思うんですが、 ただ、それは成功してから後付で言うことであって今は違うと思います。
商売の基本は「1対1」ですが、 商売の限界も「1対1」です。
1対1の商売など続かないに決まっています。
いくらこちらがタメになることを言っても、いい行いをしても、 当のその相手が倒れたらこちらにまで影響を及ぼします。
それにみんなよく勘違いをしていますが、 「一期一会」=「1対1」だと思ってやいませんか。
それの意味は、一生に一度しかない出会い。その出会いを大切にすること。 という意味です。
今日が今生の別れかも知れないので最高のおもてなしを、という意味です。
どこにも「1対1でフォローしますよ」などとは書いてありません。
第一、茶の世界やわびさびどころか、お茶といえば喫茶店で珈琲を飲むのが せいぜいなのに、こんなときだけ格好付けるなと私は言いたい。
あといつも思うんですが、学生時代に基本問題だけで点数取れました? 応用問題が解けないと80点以上は取れませんでしたよね。
基本とか基礎は、応用問題を解くためだけの単なる礎です。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
「成功するまで続けて成功」という図式は、 何をやっても上手くいった時代の化石です。
今、その考えで物事に取り組むと十中八九、破綻します。 しかし、ある程度までやり続けないと成功しないのも周知の事実です。
問題は、一体どこまで、いつまで続ければいいのか?ということです。
それが自分の中でちゃんと定まっている人だけが、 そこそこいい感じに成長しているのではないでしょうか。
今日は、イオンかロフトに行って腕時計の電池を交換してきます。
では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━