砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1479滴:自分の中の黄金株

昨晩は昼間の厳しい暑さとは打って変わって午後9時を回ったあたりから、 西の窓から心地良い風が入ってきた@秋の訪れを白い肌で感じた杉山です。

ちなみに、あまりに気持ちがよかったので仕事をしながら気を失いました。

ですから、ふと目を覚ましたら時計の針は明け方の3時を指していました。

さぁ、そんなJRの線路の側に立つと貨物列車が通るのをジッと観ていた ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■日本企業が外国資本に侵されるのは、

黄金株がないからです。黄金株とは、 簡単に言えばNOと言える権利です。

■株の買い占めや敵対的買収などを防ぐために、

その議案を否決することのできる特別な株券。 世間では「拒否権付き株式」とも言われます。

■もう限界なのでこれ以上のことは訊かないで下さい。

小難しいお話はどうでもよくて、私が言いたいのは、 自分にNOと言えるだけの権利があるかどうかです。

■それは「理由のいかんを問わずに」です。

商道徳に反していようがなにがあろうが、 こっちが嫌だと思ったら拒める権利です。

■ところが、下請けのような会社って言いなりですよね。

親会社の言いつけに背くと次から仕事がもらえません。 そのために円単位の利益でも渋々受けざるを得ません。

■しかしそれは、そこらの中学生でもできることです。

もっと言えば、受け入れることはだれでもできます。 成功の秘訣は、いかに拒むことができるかの差です。

■間違いなくすべてを受け入れたら、

悪い方向へ行くに決まっています。 相手は騙そうとしているんだから。

■NOと言えない人間に明るい未来はありません。

だれも手を出せない親会社も逆らえないような 黄金株を自分の中に保有していないと潰れます。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

それは、我がままとも違います。こっちが「嫌!」と言ったら、 相手から「お前、ふざけるな!」と返されるようではNGです。

黄金株にいいも悪いもありません。 それを出されたら仕方ないんです。

言ってみれば、伝家の宝刀に近い存在です。

ただ、どうすればそれが手に入るかはそれぞれでお考え下さい。 私は、嫌なものはなにがあっても絶対に嫌なので吐き捨てます。

それでも十分に生きて行けますもん。

1株の黄金株どころか、頭のてっぺんから足の先まで金色です。 上手にものを作ることやお客を囲うことが商売ではありません。

自分が嫌なことを拒めるかどうかだけが繁栄の秘訣です。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━