殺人的に暑い今日この頃、ご機嫌いかがでしょうか。
私といえば、半径2メートル以内に近づいた人に危害を与えそうなほど この暑さでイラ立ってます。ですから、絶対に近づかないでください。
ちょっと前のことですが、日本の次世代スーパーコンピューター「京」が 計算速度世界ランキング1位となりましたね。
これは非常にワンダフルなことです。
何がビューティフルなことかと言えば、どういうわけか世間の風潮は、
「ナンバーワンになることよりもオンリーワンを目指せ!」という 間違った路線を好むように思えてならないからです。
ナンバーワンにならなくてもいい もともと特別なオンリーワン~♪
という音程が外れた歌があるくらいですし。
みそラーメンにチョコレートをトッピングすれば、 街角のラーメン屋は明日にでもオンリーワンになれますよ。
でも、その需要は0なので確実に潰れますが。
今までに潰れたオンリーワン企業を嫌というほど見てきました。
しかしながら、ナンバーワンで潰れた企業は1社もありません。
オンリーワンでも需要がなければ生きていけない。 生き残ることができるのは、競合の中でのナンバーワンだけです。
だから、オンリーワンを最初から目指すことは、 塩ラーメンに森永のミルクキャラメルを入れることと同じなのです。
その需要は0だってばよ。
「我が社は競合他社(ライバル企業)のない市場を目指す!」というのは、 「さぁみんな、需要がない世界へ逃げよう!というのとまったく同じです。
要は、単なる頭皮いや、逃避です。
その道でナンバーワンになったら、さらに技術や独自の営業路線を築き、 その中でオンリーワンを目指せば怖いものナッシブルになるのだと思う。
つまり、オンリーワンになれる資格を有する者は、 今現在、ナンバーワンになっている人(会社)だけだということですがね。
社長が「我が社はオンリーワンを目指すんだ!」と朝礼で言ったら、 現実逃避しているんだと思ってまず間違いありません。明日はない。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
ナンバーワンにならなくてもいい もともと特別なオンリーワン~♪
これは、人としての生き方としてはOKです。 しかし、商売のスタンスとしては大いに間違っています。
小6のとき、担任の小林先生が「1億円のコンピューターよりも 人間の頭のほうが凄いよ!」と言いました。
火事になったらコンピューターは燃えるだけだけど、人間の頭は、 体の一部として携帯されているので一緒に逃げることができるから。
12歳の僕は変に納得したけど、同じクラスの安藤君も戸田君も 三矢君も浅野さんもこんなこときっと覚えてはいないでしょうね。
小林先生、こんなに大きくなりました。
みどり病院で人生初のバリウムを飲んで健康診断を受けましたが、 周りから望まれてもいないのに申し訳ないくらい健康のようです。
ちなみに、私はナンバーワンでもオンリーワンでもなく、 オンリー58番目くらいを目指して地道に生きています。
では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━