砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

なぜ城めぐりには飽きないのだろうか?(勝幡城編)

昨日は久しぶりっ子に城めぐりを堪能した弘道だった。今回、攻めたのは愛知県稲沢市と愛西市にまたがる勝幡(しょばた)城だ。天守どころか石垣もなく、超狭い原っぱの中にぽつんと石碑が立っているだけだが、ここで織田信長が誕生したと思うとサメ肌が鳥肌に化学変化しそうだったぜ。悠久の歴史に思いを馳せる孤高の男、僕はそーいう粋な奴なんだってばよ。いいかい、粋(いき)だから間違っても枠(わく)じゃねぇぞ、この野郎。喫茶店のマッチ収集、3つの職場、大型熱帯魚の飼育、熟女のM子やK美等々、すべてに飽きてきたし、最後は生きることに飽きて死んで逝くと思われる弘道だが、城に関してはまったく飽きないどころか秒単位で興味が増していく。そこでだ、この先の人生を豊かに暮らすために名鉄電車の中で「なぜ城めぐりには飽きないのだろうか?」というテーマで考えていたら首を直角に折り曲げて爆睡したがね。ハハハ、須ヶ口が終点でよかったよ。おそらく誰も正解を知らない憶測の世界だからだろう。