砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

マネする愚か者 ~大谷君の悲劇

顎関節症アゴが痛くてお口が8ミリしか開かんがね。ただでさえ滑舌が悪いというのに今日はさらにお聞き苦しいわけがねぇだろ!はい、八つ当たりの巻頭文はここまでです。今回は「マネする愚か者」だよ。僕が小学5年生のときにこんなことがあった。クラスで人気者の清水君が国語の授業中にサルのような声で「キッキッー」とふざけたらみんなが爆笑して先生も「元気ねぇ」と目を細めた。その3日後、今度は算数の授業中に大谷君が清水君と同じように「キッキッー」とふざけたら職員室の前で立たされるハメになった。「なんで?」と疑問に思った僕は先生にその理由を訊ねると、先生は僕を無言で睨んだ。そのとき僕は確信した。「それが許されるのはこの人だけ」という世界観があることを。後に、それは年金と同じく一身専属性のものだと自分の中で結論付けた。同じことを同じような場面で同じようにやっても許される奴と許されない奴がいる。僕が小5で気付いたことをいまだに気付いていないバカな大人は結構多い。