砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

便乗する人々

還暦を過ぎたある会社の社長が「この年になると誰も叱ってくれないから新たな気付きがまったくない」と嘆いていた@この年どころか藍川中学時代に「僕を叱ったらバチが当たると思います」と先生に言ったことがある杉山です。叱られたり嫌な思いをしないと手に入らないものなら純金でも要らない。僕って必要以上に褒められて伸びる新しいタイプの哺乳類なの。さぁ、今回は「便乗する人々」だよ。例えば、スポーツ選手や芸能人などの著名人が感動的なことを言ったとしよう。すると必ずと言っていいほど「同感です!私も常々思っていたことだから、共有の思いをシェアします」ってな類の厄介な人種があっちこっちから現れる。君ね、簡単に「同感」と言うけどね、たまたまいい話を聞いて「あ、それいい!」と思っただけじゃん。たしかに辞書には「同感=同じように感ずること」と書いてあるが、この僕は「同感=同じ価値観」だと確信している。それに常々思っていたことなら、とっくの昔に自分の言葉で語っているだろ。