砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

鮭の物語:ウルトラC級のネタはせいぜいあって10個

ブリがいいと言ったのに・・・、今夜は鮭だった。まあいい。だってチャンジャがあったんだもん。説明しよう、チャンジャとはタラの内臓を塩漬けした後、唐辛子やニンニクなどを混ぜて発酵させた珍味だぎゃ。ってことで、ブリの代わりに鮭だった。転んでも起きない、いやいや、転んだら起きなあかんがな。転んでもタダでは起きないこの僕は、目の前の鮭を見ながらふと考えた。鮭料理のレパートリーは腐るほどある。定番の塩焼き、ムニエル、ちゃんちゃん焼、鍋やシチューに入れたり混ぜご飯にしたりフライにしたりと実に様々だ。でもね、元は鮭なんだよ。それと同じさ。え、何が同じかって?例えばブログやメルマガのネタなんてそのまんま鮭じゃん。要は、ウルトラC級のネタなどせいぜいあって10個。それを焼いたり蒸したり混ぜたり揚げたりと「これでもか!」ってな感じでいろんな角度や切り口から表現して多く見せているだけ。元はせいぜいあって10個。それもすべて鮭。するとね、話に一本筋が通っているようにも見えるため、周りは「ブレてない」と勘違いすらしてくれるんだよ。ハハハ、そうやって考えるとモノの本質なんてゴミみたいなもんだと笑えるよね。でもね、晩ご飯のおかずの鮭ひとつでここまで妄想できる僕ってあまりにステキ過ぎるよね。

さぁ、一緒に妄想してごらん