砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

東本願寺と京都水族館と東寺と殿田@京都府京都市

このところバタバタ走るよバタコさん状態のベトベト脂っぽい弘道君だった。それゆえにあと1回分残っていた青春18きっぷの権利を行使する時間がなかなかなかった富山のナカタは元気だろうか。知らんがな。で、今日が利用期限だ。そうだ!京都人は嫌いだけど京都の歴史や建物は大好物だから京都、行こう。便宜上、そーいうことだ。まずは我が家の宗派である浄土真宗東本願寺を参詣した。

浄土真宗東本願寺。いつもならザ・浄土真シャー・イーストバージョンなどと言ってはしゃいでいるこの僕だが、さすがにこれだけの荘厳かつ崇高である圧倒的な存在感を目の当たりにすると、そんなふざけたことは言えない。少しでも踏み止まる良心があって僕も安心したよ。しかし、素晴らしい。

その後、歩いて京都水族館へ行った。週に2日間くらい水族館コンサルタントとしてご活躍しているこの僕の感想はと言えば、筆舌に尽くし難いくらいすっげぇつまらんかった。できたばっかの後発もいいところだが、イルカはいたけどそもそも京都に水族館がいるか?トルコ、イラク、いらんだろ。

何が「売り」なのかがまったく分からないし見えてこなかった。まるでパスタやカツ丼、焼きそば、エビフライ、味噌煮込みうどん、ハンバーグもある中華料理店といった感じだ。なのに肝心の餃子とラーメンはない。そこでこの際、居抜きでスタバにするというのはどうだろう。イルカやアザラシを眺めながらトールサイズのソイラテをすするというシチュエーションは大ヒットの予感がしまくり♪

ちなみに、この大型水槽は↑ちょっと前の『科捜研の女』に地味に使われていた。想定外に水族館の滞在時間が圧縮されたので国宝と重文の宝庫@東寺を訪れた。いいですねぇ、最初からここにすればよかったよ。しかし、そこら中に国宝や重文が当たり前のように散らばっているので何気に笑えた。

ふと気付いたら何も食べていない自分を発見した。おぉ!なかなかステキな表現だよね。君たちね、たまにはこの僕を褒めてやったらどうなんだ。お話を戻そう。東寺から歩いてイオンを通り過ぎると和食の殿堂『殿田』があった。京都の食事処はここがあればいい。ニシンをつまみにビールを飲むと親子丼をかき込んだ。こんな日がずっと続けばいいのにね。でも、ずっと親子丼だと罰ゲームだね。

そして、ご無事にご帰宅。これは東寺の宝物館で買った釈迦如来立像のポストカードだ。なんかね、釈迦如来立像をガラス越しに見つめていたら目薬を差したばっかでもないのに涙が溢れ出したんだ。「よく頑張ったね、弘道君。もっと肩の力を抜いて気楽にね」と言われているようで記念に買った。