砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

そないなこと言うたて鬱陶しいお人とは二度と会いまへんどすえ

ジュウジュウジュジュ夏の亜硫酸~♪(原曲:夏のお嬢さん by 榊原郁恵)。それって酸性雨だろ!はい、珈琲が飲めないためネスカフェ・ゴールドブレンドの違いも誤解もまったく分からない男@世界のアツロー。こう見えても今月で還暦目前の59歳。この僕より5つも年上だが、飼い犬のようにどんな要望にも応えてくれるからこちらもやりやすい。とは言え、その鬱陶しさは変わらない。「あれ?会うの今年初めてじゃない?」と岐阜駅の改札口で待ち合わせた僕たちは思わず顔を見合わせた。京都かぶれのアツローは、毎日のようにLINEで舞妓はんの写真を送って来やがる。そのため週に13回くらい会っていた気になっていたが、んなこたあない。「今年に入って志賀さんとはまだ会っていないよ」と僕。「マジ?」とアツロー。本当にゴメンね、こんなしょぼい登場人物ばっかで。君たちに聞くが昔、嫌な目に遭わされた連中たちとは会っていないでしょ?今年どころか10年いや、20年以上も会っていないでしょ?柳ヶ瀬商店街にあるレトロなロイヤル劇場の前ですれ違ってもいないでしょ?そういうもんだがね。だって、この僕が日頃から鬱陶しくてたまらない@乾燥した冬の毛玉のように執拗にまとわりつくアツローと会ったのが今年で初めてだったくらいだから。たとえ誰かに嫌な目に遭わされても「ま、こんな愚か者とは二度と会うこともないだろう」と思うとね、そいつのおでこをペロペロと音を立てて舐めたくなるくらい愛しいものだよね。だよね?そうやって上手くやり過ごす術を習得すると完璧に人生が楽しくなるよ。忌々しい過去は絶対にリピートしないと覚えておこう。

世界のアツロー

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