砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

無能無策な企業たちのホワイト・ラバー・シンドローム

「ラング・ド・シャ」と「あっち行っとりゃあ」はイントネーション的には似ているかも知れない。ほら、ご覧。奈良&京都を家族旅行で訪れた長女からのホームプレゼンツは「京都の恋人」だった。この「どすえ」のキャッチだけでもイチイチ腹立たしいよね。京都はこの僕をイラ立たせる天才だ。ちなみに、決して褒めているわけではないので念のため。ご存じのとおり「白い恋人」のパクリだ。そこで調査した結果、実に多くのパクリ恋人が存在した。大阪は吉本興業の「面白い恋人」を筆頭に「赤い恋人」や「黒い恋人」はもとより「日光の恋人」「私の恋人」「マラソンの恋人」「二次元の恋人」「カープの鯉人」「白ぬりの濃い人」「白いお台場」など枚挙にいとまがなく類似した商品は47都道府県に蔓延している感じだった。思うに「鯉人」や「濃い人」は平気で使うのに「恋人」を「変人」にする勇気はないのかしら。ま、それは置いておいて石屋製菓は笑いが止まらないだろう。だって、全国各地で勝手にしかも各企業が大枚をはたいて「白い恋人」を宣伝しているわけだから。これらの商品を見れば「あ、白い恋人のパクリ♪」と万人に思い起こさせるまで頑張った賜物だね。

京都の恋人