砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

富泰楼を営む中国人ファミリーは微笑みを絶やさなかった

現在の名鉄岐阜駅が新岐阜駅と呼ばれていたその当時、駅に接続するデパートとして新岐阜百貨店が存在していた。屋上には立派な遊園地がありカブトムシやタガメまで販売していた。「ひろちゃん、今日は岐阜へ行くよ」と母親が言った。ハハハ、岐阜市内に住んでいながら徹明町から新岐阜百貨店界隈までを「岐阜」と呼んでしまう岐阜市内と言っても関市寄りに暮らす田舎者の切なさと言ったらありゃしない。ちなみに、綾野剛と熊田曜子の実家も以下同文。剛君&曜子ちゃん、この僕のようなグレイトな地域住民を先輩にもって君たちって本当にハッピー野郎だね。はい、僕の百貨店に関する青春物語の巻頭文はここまでです。急にレトロな百貨店に行きたくなった僕は、列車に揺られながら名鉄一宮駅に隣接している名鉄百貨店の7階にある『富泰楼』までランチを満喫するべく向かった。ほら、ご覧。まるで「明日は退院だから特別に生ビールを飲んでもいいですよ」と微笑む婦長さんの粋な計らいに感謝しながら食べる濃厚な病院食みたいだね。ま、これはこれでいい思い出となった。

1080円のお得なセット

富泰楼の僕のレビューとマップ(詳細)はこちら goo.gl