砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

和食さと 岐阜城東通店の中心で「端折(はしょ)れ!」と叫ぶ

「リゾ婚」と「ゲソ痕」は語呂だけでなくパッと見た感じの形状も何気に似ている。この際、意味もまったく同じにしたらどうなんだ。はい、この先の長い長い人生において両者とも無関係な僕だけど特に後者とは絶対に関わり合いたくない巻頭文はここまでです。「ゲソ痕」というワードが登場する殺人現場のような人生なんてゴメンだぜ。はい、刑事ドラマっぽい中締めの巻頭文はここまでです。誤解しないでほしい。別に誰も好き好んで『和食さと 岐阜城東通店』を訪れたわけではないんだ。膝が悪い義父に最適な掘りごたつの個室があるからなんだよ。あ゛ー、ムダに満腹になっちまっただよ。まあ聞いてくれ。ご存じとおり杉山家とその周辺の者たちは悲しいくらい圧倒的に女系家族だよね。そこでだ、輪の中に入って話を聞いていたら僕の心拍数は一気に激増するわ普段は8ビートの動悸が16ビートのアップテンポで小躍りし始めるわでそりゃもう大騒ぎさ。何なんだ、あの思考回路は。全員が全員、1個の事柄について1から10まで延々と時系列にリピートするんでキリがあらへん。例えば「今ね、莉子ちゃんがね、テーブルの下で頭を打ったんだけどその拍子で前屈みになってね、おでこも打ったみたい。でもね、我慢して泣かないんでいい子だね」「え?莉子ちゃんがテーブルの下で頭を打ってそのときおでこも打ったの?」「うん、莉子ちゃんがね、テーブルの下でおでこを、あ!違った。頭を打ってね・・・」といった具合に時空を超えてリピートが止まらない今日この頃、僕、もう倒れるかも知れない。もし仮に彼女たちが高校の日本史の教師だったら毎回、縄文時代から授業が開始するだろう。端折(はしょ)れ!「要点をまとめろ」などと無理難題をふっかけないからとにかく話を端折っておくれ。今日は茶碗蒸しの中に銀杏が入っていたことだけがいいことだった。

早春の海鮮彩り天丼御膳

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