砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

夢を見て、夢を抱き、夢を志し、夢を手にした者たちの末路とは

寝起きに枕を眺めながら「ほう、最近はまったく抜け毛がないよね」と悦に入っていた昨日の早朝、枕を水平にして確認したら白髪が白い枕カバーと同化して見えていなかっただけという驚愕の事実に打ちのめされまくった杉山です。はい、目を細めながら水平にした枕を凝視したら魚の小骨のような白髪が乱立していた今日この頃、タイやヒラメの小骨ならまだしも近所の回転寿司で150円以下の光り物系のそれだと何気につらい巻頭文はここまでです。僕は今、再放送中の『Dr.コトー診療所』を号泣しながら見ている真っ最中。最終回だよ。泣くしかないよね。このドラマを見て医者を目指し、そして憧れの職業に就いた者も多くいるとか。岐阜市内に事務所を構える僕の知り合いの弁護士は、アメリカの法廷弁護士を描いたテレビドラマ『ペリー・メイスン』に憧れて朝も夜も勉強しまくると見事に司法試験に合格した。今、先生はお腹にさらしを巻いて通勤している。そう、あっち系の人の離婚調停に着手したからだ。刺されたときの止血のためだよ。念願の夢を実現しても不本意な仕事に手を出さないと岐阜市内では食って行けない。夢は食い扶持まで保証してくれない。「生きがいとかやりがいでは満腹にはならない。仕事は問答無用でお金で割り切ろう」とブログには書いておこう。

Dr.コトー診療所