砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

白山神社のスギとねぎ屋の鉄板を堪能した後は雨の延算寺

どうやら人間として小さいと物理的に大きなものやリアルに太いものに吸い寄せられるようだ。すべてにおいてノミのように小っちぇ世界のアツローが「きょ、巨木って最高だよ」と言うので岐阜市福富にある『白山神社』の巨大なスギをウォッチすべく付き合ったった。ほう、たしかに立派で樹齢は600年を超えているらしい。このようなシチュエーションでよく使われるパワースポットという言葉が薄っぺらな記号にしか思えないほどに荘厳かつ神秘的な透き通った空気に包まれていた。いい。だから、ちょっとばかりずれちまったけれどイノシシやクマに怯えながらスギの全体像を3枚の写真に収めた僕の前向きな姿勢を両手を広げて受け止めてやってほしい。

白山神社のスギ 白山神社のスギ 白山神社のスギ

午前11時を15分ほど過ぎると計画的に空腹感が襲ってきた。そんなこんなで福富と言ったらあーた、今から1年ちょい前の【福富】の際にお世話になったマーベラスな鉄板焼きを楽しめる『ねぎ屋』だろう。僕は今回で3回目だからほぼ常連と言っても過言ではない。そこで僕たちは「ミックス玉」と「すじねぎ玉」のお好み焼きと濃厚なソースが胃壁を優しく撫でる焼きそばを東北地方の家畜の如くむさぼった。そうそう、偶然にも大将と世界のアツローは同い年だった。

大将と世界のアツロー

誰かをグーでぶっ飛ばしたくなるくらい超絶品の鉄板焼きで満腹になった僕たちは、大将と白川由美によく似た奥さんに「この冬にカキオコを食べにまた来ます」と告げると世界のアツローのクリーン号で近くにある『延算寺』を訪れた。池の縁に佇んでいた住職から寺にまつわる歴史や由縁などをうかがうことができた。その後、しばらくすると雨が降ってきた。これもまた風情。

延算寺

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