砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

高倉健さんが愛した老舗の喫茶店を訪れた世界のアツローと僕@京都府京都市

「健さんが足繁く通った京都の喫茶店に行かない?」と世界のアツロー。「ほほう、いいねぇ。僕たち不器用なジジイですから」と僕。そんな愉快な会話から始まった今回の京都へのショートトリップどすえ。JR京都駅に降り立った僕たちがレンタサイクルで向かった先は『花の木』。壁には健さんが贈った大きなジャン・ギャバンの写真が掲げてある知る人ぞ知る老舗の名店だ。

花の木

ほぼ30℃近い気温の中を汗ダーダーになりながら必死こいてたどり着いたらあーた、まさかの休業。これが臨時休業だったらまだ許せるが、グーグルマップで確認したらちゃんと日曜定休になってんじゃん。貴様、どうするつもりじゃ!往復で3960円の電車賃、レンタサイクル代の1200円。何より二度と戻ることのない僕の貴重な人生の時間。貴様、どうするつもりじゃ!「詫びろ詫びろ詫びろ詫びろ詫びろ・・・」と言い続けたら素直に詫びた安い世界のアツロー。しかも「あれ?それにしても店の雰囲気が写真と違うぞ?」と思いきや、こっちは裏口だった。

花の木

原価は0の口先だけのお詫びの価値は0。それからしばらく無言で自転車を漕ぎ続けた不器用な僕たちは京都三条会商店街の近くにある『りんどう』でお値打ちな「日替りランチ」を食べた。このランチもこの直後にむさぼった『Brulee Kyoto』の絶品の「クレームブリュレドーナツ」も世界のアツローのおごりだった。ま、当然っちゃ当然じゃんね。今回はこれで勘弁しといたる。

りんどうの日替りランチ