トイレの壁に掛けてある、相田みつをの日めくりカレンダーを眺めながら、 “俺の方がいいこと言ってる”って、小さくガッツポーズをしながら、西 に向って感慨にふける@男版の瀬戸内寂聴を目指している杉山です。
そろそろ、来年の手帳を購入する時期です。私は、Bindex(NO.022)とい うリフィルを、かなり前から愛用しています。
一時期、DavinciやFILOFAXに浮気をしましたが、結局は元に戻りました。 なんだかリアルな、等身大の自分を見ている、そんな気分になってしまっ た、寒い朝。
さぁ、そんなスケジュール欄が埋まると心拍数も比例して上がってしまう ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■中身を磨く方法って、何なんでしょうかねぇ。
昨日も、そんな質問をいただきました。 私にも、分かりません。分かってりゃ、本にして、売っています。
■ただ、中身の質を問われ難い方法は、知っています。
それは“入り口”と“出口”を、 上手く整えればいいだけです。
■このメルマガでも、実験しています。
みなさんは、もうお忘れになっていることと思いますが、 このメルマガは、トーク・ライブ!と銘打って、 いろんな実験をしているんです。 自分でも、ネタを仕込みながら、さっき思い出しました。
■巻頭文が“入り口”で、編集後記が“出口”です。
私の中身とか見せたい部分は、本文なので、 その本文を惹きたてる役目が、その二つです。
■勝手な想像ですが、面白いとか、笑えるってことで、 みなさんは巻頭文に、気が行っていることだと思います。
でも、絶対に印象に残るのは、そう、編集後記です。
■いくら巻頭文で笑わせても、本文で感動させても、 最後の編集後記でコケてしまうと、 とても印象の薄いものになってしまいます。
逆に、多少、内容が薄っぺらでも、最後で盛り上げれば、 “杉山さんって、サ・イ・コ・ウ・!(溜息)”ってことになります。
■それを、思うツボって言うんです。
これ以上書くと、人格まで疑われそうなので止めますが、 入り口はネクタイ、出口は靴、って置き換えると よく分かります。
■第一印象は、絶対、首元から上に決まっています。
そして最後は、足元に目が行くに決まっています。 それだけを抑えれば、最低でも60点は取ったも同然。
■当然、中身も伴えば一番良いのですが、全部が整うってことは、 絶えず3冠王を取り続けることと同じなので、無理です。
ですから、そのときの体調やモティベーションに合わせて、 1点にだけ集中すれば、それでOK!です。
■編集後記が面白いメルマガは、とても人気があります。
それは、そこに発行者の個性が、集中するからです。そして、 その“出口”は、絶対に次の“入り口”に繋がります。
■NBAの田臥なみのパスを、意識するんです。
そんなことばっか考えて、書き続けています。 そして、そろそろ締めくくり。
■社長は、最後の言葉しか、聞いていません。
いくら、最初や経過が盛り上がる報告をしたところで、 最後の丁か半かで、態度が一変するものです。
■だから、掴みの“入り口”と締めくくりの“出口”に、 全神経を集中させて、思いっ切り感動するシナリオを 作ってしまえばいいんです。
それが、社長の血圧を上げない策です。 やさしい社員は、そこまで気を遣っているものなんです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
本文で、あんなことを書いてしまったから、 初めてのプレッシャーです。
自分で自分のクビを、 ギュッと絞めているような感じです。
社長の血圧を心配する前に、 自分のクビの…
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━