出光カードをソッと手渡すときに、女性店員の右手に触れて、そして二人 の目と目が合った@気がついたら、欲しくもない水抜き剤が、タップリと 入っていた杉山です。
思い起こせば10年前、ガソリンスタンドの景品で、ユリの苗をもらったの が、この道に入ってしまったキッカケです。“元気に育てて下さいね”っ て、手渡してくれたときの女性店員の笑顔が、まるでルーベンスの絵に描 かれている天使のようでした。
そのユリは、今でも毎年、元気に花を咲かせています。そして、そのユリ を見るたびに、トラウマのように、水抜き剤を思い出してしまいます。
さぁ、そんなだからホームページまで出光カラーなの?ってハナシはバシ ッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■お客さんに会う日も、そうでない日も、 また、土日で世間が休みのそんな日も、
その日の内のピークを、たった1度だけ作ります。
■人生の中で、大きな転機を感じるときは、 結婚と身内の死に遭遇したときだけだと、そう思っています。
でも、ピークなんて、毎日起こせるものなんです。
■毎朝6時に起きたそのときに、決まって手帳を開いては、 その日の内で一番の頂点を、どこにもって来るかを考えます。
要は、臍下丹田に気を入れて勝負するとき、ってことです。
■そして、それは一日に、たった1度だけです。
多くの悪しき事例を見てきた結果が、 そんなルールを生み出しました。それに、 そうそう気合なんて、持続するもんじゃありません。
■成功するまで続けて成功、失敗はそれを諦めたとき。
そんな言葉を信じ続けて、みんなが沈没して行きました。 でも私は、決してタイタニックなんかには、乗りません。
■それは、高度成長期や右肩上りの時代です。
バブリーな時代は、続けることが良いことでした。 そしてそれは、必ず大きな利潤を生み出しました。
■でも今の時代は、如何に傷を小さくして終わるかが、 社長のウデの見せ所です。
やってダメだったら、すぐ止める、そして諦める。 それが、長く生きるコツなんです。
■短命の原因は、つまらぬ意地と呆れた見栄です。
良いことは、絶対に5年は続きません。 そう決まっています。ちょっと立ち止まり、 自分の周りを見渡せば、簡単に分かることです。
■奇跡は、決して自分だけには、起きません。
良いことも悪いことも、平等に起きてしまいます。だから、 今がピークだと思えば、腹も立ちません。
■それが、毎日のたった1度のピークのときです。
この瞬間が、生まれてからの集大成。 毎日、そう思うことができるだけで、 なんの悔いも残りやしません。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
良いか悪いかは別にして、私がアイフルに似てるという そんなメールをたくさん送っていただきました。
イチイチ報告してくれなくても結構です。
個人的には、ちょっと未熟な若林豪路線で攻めているつもりです。
気持ちの中では、リトル・ゴーです。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━