砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0147滴:適度なライバルは仲間の中に

年末の食べ放題・飲み放題のチラシを見ても、動じるどころか、まったく 受けつけない胃になってしまった@人間、こうなってはオシマイねって、 右手で胃と腸をさすりながら“伊調姉妹”って寂しく呟く杉山です。

良いか悪いかは別にして、世の中で、寒空に並んでまで食べたい物はない こんな私は、できることならチューブ入りの宇宙食で、十分です。

咀嚼をすると顎が張るし、第一、何を食べるのか考えるだけで、アタマも 疲れる、そんな年ですこの私。

さぁ、そんな胃と腸とオシマイを引っ掛けて伊調姉妹なんだってハナシは バシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■前にもお話したとおり“生まれただけで金メダル”、

そう腹の底から思っている私は、 他人なんてどうでもいいんです。

■相対的だと腹が立つけど、絶対的なら気にもならない。

絶えず他人と比較する人生は、疲れるし、つまらない。 でも、他人の存在をミミズの脳ミソ程に思っていれば、 気になるどころか、蚊に刺された程にも感じやしない。

■そうやって、酉年も生きていく、そんなつもりです。

でも、掲げた目標や売上を達成しようとする場合には、 適度なライバルをそれなりに立てた方が、楽なんです。

■適度なライバル、それが肝心です。

それを意識さえすれば、数字は簡単に上向きます。 そうでなければ、適度なライバルではないんです。

■過度なライバル、それは問題です。

多くの人は、本当に憎いとか戒めたいと思う 同業者を、それとして打ち立ててしまいます。

■エネルギーの量よりも、ベクトルの方向が大切です。

憎しみとか怒りのエネルギーは、強烈なパワーを発揮しますが、 進む方向性が、まったく逆です。

■自分の幸せよりも、他人の不幸。

憎いだけのライバルを打ち立てると、必ずこうなります。 だから、当然、自分の幸せも掴むことなんかできません。

■相手よりも1センチだけ、上に立ちたい。

そんな思いで、取り組む方が、正解です。 だから、本当のライバルは身内にいます。

■適度なライバルは、本当の仲間の中にいるものです。

それを、切磋琢磨と言うんです。志を同じくする者、 お互いに向上し合う仲間です。それが一番大事です。

■善いか悪いかは別にして、こんな定義を勝手に設けています。

害にも利益にもならない人を、他人。 切磋琢磨して向上し合う人を、仲間。

■基本的には、誰もが自分が一番可愛い。

外出中にすれ違った消防車が、自宅の方角へ向ったときに、 誰もが心配をするものです。そしてそれが少し離れた家の 火事だと知って、ホッと胸を撫で下ろす。そんなものです。

■だから、仲間が大切なんです。

私にとっての仲間は、砂漠の住人のみなさんです。 フラットな目線で、一人一人の存在を実感します。

■適度なライバルは、マウス片手のみなさんなんです。

だから、そんなアナタよりも1センチ上に立ちたい。 そんな思いで、来年もトークを続けるそんなつもり。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

お正月って一年で一番退屈な時期だと私は思う。

で、その退屈な年末から年始にかけて、 この【砂漠に水】を書き出すキッカケから 書き始めての困惑などをシリーズで、 赤裸々にお披露目したいと思います。

この赤裸々ってのが、たまらなくいいですね。

で、そんな風に思っているだけなので、 やらないかも知れない。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━