砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0468滴:問題は、質よりその量

西陽が差す頃、一本の電話が鳴った。そして、彼と口論となった。原因は、 生まれ変わったら奈良県と和歌山県のどちらに住むかだ@奈良派の杉山だ。

ちなみに、生まれ変わらなくても、奈良県と和歌山県には住めるハズです。

ですから、佐賀県と鳥取県と島根県以外ならば住民票を移してもOKです。

さぁ、そんな和歌山県ってとっても交通の便が悪過ぎるんだってハナシは バシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■昨日、西陽が差す頃、演歌系の社長から相談を受けました。

だから、奈良県と和歌山県の話題が主ではなかったんです。 そして、演歌系とは【第313滴:演歌の花道】でお話をした、

■自分で喋って自分で泣いて自分に納得する。

そんなたった一人で疲れるタイプです。で、 社員の考えていることを知りたい、ってね。

■だから、一般的なことでOKって言うので、

徹底的に一般的な例を挙げて説明しました。ですから、 他所の会社と自分の会社を比較しているだけ、ってね。

■それって、決して同業他社との比較とは限らずに、

自分の担当するお客さんとでもやってます。そう、 次ぎに勤める先を絶えず探しているものなんです。

■それが、善いか悪いかは別にして、

無意識の内にもやってしまいます。ま、 簡単な防衛本能みたいなもんです。で、

■こんな私って絶えず社員の居心地を陸上競技に例えています。

社員が好むのは、短距離か長距離かどっちかなんです。そう、 200メートル走までか、マラソンなのかどっちかなんです。

■それ以外って、とっても苦しいんです。一番苦しいのは、

400~800メートル走です。要は、無酸素なんです。 アタマに酸素が届かない状態で仕事をすることなんです。

■しかし、こんな会社は結構、多い。ですから、

無酸素でも短い時間で決着をつける短距離か、 徹底的にハイになるマラソンのどっちかしか、

■絶対に続きはしないんです。

要は、中途半端な仕事量がNG、ってことです。 そう、仕事の内容よりもその量が問題なんです。

■だから、社員が嫌気をさすのは、人間関係か仕事の量なんです。

だって、仕事の内容なんて絶対に慣れるんです。決まってます。 よって、一番肝心なのは中途半端な居心地を作らないことです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

久し振りに、とっても抽象的な具体例でした。 ですから、自分の中では思う存分、満足です。

要は、質より量ってことです。ただそれだけ。

あと言いたかったのは、仕事の内容に生甲斐など見出してはダメ、 ってことです。なんでもかんでもOKなんです。それが肝心です。

耐え切れなくなる対象って、絶対に人間関係か仕事の量だけです。

それ以外は、きっと幻覚です。 自分に可能性などないんです。

そう思えば、きっと今よりも幸せになります。

自分の限界って、内容じゃなくて絶対にその量なんです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━