砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0622滴:売れるものは決まってる

どうやら祈年町2~3丁目の住人は308人中98人が65歳以上らしい @60歳以上の住人なら確実に過半数を超えそうでとっても怖い杉山です。

ちなみに、株主総会だったら過半数の票でなんでも可決されてしまいます。

ですから、今年の10月の市民運動会でもなにがあっても逃げまくります。

さぁ、そんな昨年は大阪に出張ってことにしたので今年は福岡に出張する ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■こんな私が藍川中学の2年生のときに、

なにかでクラスの代表に選ばれました。 しかし、それを丁重にお断りしました。

■するとそれから随分経った個別懇談で、

担任が「杉山君はヤル気がない」って、 血の気の多いB型の親父に言いました。

■すると「うちの子はやりたくないと言ってるんでしょ?」

半分キレ掛かった親父は、怒りを抑えてそう言いました。 幼い頃、ナタを振り回して兄弟喧嘩をしていた親父です。

■だから、ヤル気がなかったんじゃなくて、

まったくやりたくなかっただけなんです。そう、だって、 ヤル気がないのとやりたくないのはカテゴリが違います。

■そして、その代表に選ばれたときに思ったことは、

気もない僕が出たところでコケるだけだ、ってね。 だから、自分もクラスも損をして終わるだけです。

■それって商売においてもまったくもって同じです。

人気のない商品にいくら心血注いでみたところで、 広告宣伝費や人件費のムダ遣いで終わるだけです。

■商品は、今売れるものを、今売るしかないんです。

しかし、多くの親は東大に行けとあおっています。 だから、無理なことを一生懸命に強要しています。

■そして、子供の性格は歪んで商品の在庫と経費がかさむんです。

だから、いくら努力しても無理なものは絶対に無理です。そう、 売れない商品にヤル気がないと叱ったところで売れやしません。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

本気でやれば大抵なことは出来ますが、 その気もなければ絶対に無理なんです。

その気もない人にヤル気を起こさせることは、 象にアザラシになれと強要するのと同じです。

だから、無理なんです。

でも、ゾウアザラシがいるんだから、 きっと象もアザラシになれると言う、

そんな理不尽な社長はとっても多い。

小さな会社の社長ってヤル気とかその気が好きなんです。 でも、本当にヤル気が必要な人ってその社長ご自身です。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━