砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0673滴:無益なキャンペーン

昨晩、修学旅行先の長崎から帰宅した中3の娘がお風呂に入っている間に お土産のカステラを丸一本食べた@長崎で買って来いと言われた杉山です。

ですから、ネットで買うからと言ったら、まばたきをせずに睨まれました。

ちなみに、九州限定のハイチュウに手をつけなくて、本当によかったです。

さぁ、そんな関ジャニ∞のDVDで手を打ったので高いカステラになった ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■日焼けをした壁に棒グラフが貼ってある会社は、

間違いなくキャンペーンが大好きです。だから、 ピンクの蛍光ペンで毎日の成果を書き込みます。

■壁に画鋲の穴を無数に空けながら喜んでいます。

キャンペーンって無能な社長の唯一の作戦です。 それをやって喜ぶ人など社長しかいやしません。

■当然、社員は鬱陶しいとしか思いませんし、

どこで架空の数字を上げようかと考えます。 そう、それ用のお客さんを抱えてはいます。

■だから、お客さんにとっても迷惑な話なだけです。

担当の社員から涙目で頼まれれば仕方がないです。 そして、欲しくもない仕入れを発生させるんです。

■そして、翌々月に赤伝を切って計画通りに返品します。

だから、だれもどこもなにも得をしないんです。そう、 人生ゲームの会社版で遊んでいるようなものなんです。

■だから、ほとんどのキャンペーンなんて、

会社のご都合で設けただけです。だって、 お客さんも社員もそれを望んでいません。

■そして、損をしてもだれも得をしません。

強いて言えば、お荷物を往復して運んだ、 クロネコさんと佐川さんが喜ぶだけです。

■本当に人の気持ちが分かって察することができる社長なら、

間違ってもキャンペーンなんて口に出したりしやしません。 お客さんと社員を一つの駒としか見ない社長がやるんです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

ま、私もときどきお茶ら気でやったりはしますが、 それを真剣にやる人とのお付き合いはゴメンです。

例えば、ズッと前から夢だった本を出版したので、 Amazonでキャンペーンをしますって頼まれますが、

一体、それがこっちにどんなメリットがあるんだ。

それにキャンペーンをしなきゃ売れないモノなら、 ズッと夢のままでいた方がその人のためなんです。

だから、夢の中に漂うことは本当にステキなことなのよ。 そして、お願いする奴もお願いされる方も得はしません。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━