月に1回の資源ゴミのときに『JCB GOLD』か『プレジデント』が、 束ねた雑誌の一番上にくるように紐で縛る@日経新聞も自慢する杉山です。
ちなみに、祈年町界隈にお住まいの方々は中日新聞か岐阜新聞ばっかです。
ですから、毎月の資源ゴミのために高い会費を払って雑誌を取っています。
さぁ、そんな『プレジデント』は高いので『THE21』に変えるつもり ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■年の頃は40歳代後半。男性。10月生まれの天秤座。
そんな印刷会社の社長と2時間ばかり話していました。 すると「なんでもいいから悪いことを言ってくれ」と、
■ちょっと白髪が目立ってきたAB型の社長が、
アイス珈琲の氷を食べている私に言いました。 「いいことはいいから悪いと思ったことだけ」
■「あ、いいっすか」と氷を噛み砕いて私が言いました。
「社長ね、白い靴下と半袖のワイシャツはNGですよ」 「なんやそれ!?」と中日ファンの社長が返しました。
■「能力があってもセンスがないように見えますよ」続けて、
「県職員が使うような縦書きの分厚い名刺はお願いしても、 横書きのカッコいいデザインの名刺はまず頼みませんよ」
■先日、マドンナのCDを買った社長の眉間に皺が寄りました。
まぁ、ここまで言ったから全部言っちゃえと私は思いました。 水を飲むと「普通の神経では革靴に白い靴下は履きませんよ」
■「一事が万事に思われます」グラスをテーブルに置きました。
「そんなことが関係あるのか?」と浅黒い社長は言いました。 「潜在的な部分でお客さんは判断しますよ」と一蹴しました。
■それから延々と思っていることを40分くらい喋りました。
能力があってもセンスがない方がズッとタチが悪いんです。 能力がなくてもセンスがあれば仕事はなんとかなるんです。
■「そう言えば、杉山さんはうちで名刺を作らんねぇ」と社長。
「だって、仕上がり状態がほとんど想像できますもん」と私。 「能力はごまかせもセンスはごまかせません」と続けました。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
能力はないんだけどセンスがある奴って、 能力もあるように見せることができます。
でも、その逆はあり得ません。
能力があるんだけどセンスがない奴って、 能力があるようにはまったく見えません。
当然、センスとはデザインとか色彩感覚のことだけじゃありません。 要は、その人からにじみ出る雰囲気とか生き方に近いものなんです。
白い靴下と半袖のワイシャツではにじみ出て来ませんし、 かえってどん臭い印象しか残らないので命取りなんです。
そして、辛いものが好きな社長には言いませんでしたが、 でっかい結び目のネクタイも生理的には受け付けません。
自分のお客さんをアタマの中に思い出せば分かりますが、 自分のセンスに合ったお客さんしか絶対に集まりません。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━