砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0760滴:文句を言わないことがお客の条件

日中の暑さが嘘のように思えるほど夕暮れ時の西風は白い肌に冷たかった。 冷めた珈琲を飲んだ@くしゃみをしたら眼鏡が珈琲の中に落ちた杉山です。

ちなみに、ミルクがたっぷりのココアにしなかったのが不幸中の幸いです。

ですから、オリビアを聴きながらステビアを飲むとかネタを考え中でした。

さぁ、そんなボリビアをどこに使おうかとジッと考えたらくしゃみが出た ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■独自配信のメルマガを発行している神奈川県の友人から、

この忙しい月末に「もう止めたい」と電話がありました。 昔、その友人にはご馳走になったので相談に乗りました。

■できればメールにして欲しかったと心の中で叫びながら、

目の前の時計を見たら貧乏ゆすりが止まりませんでした。 私は「もう29日かぁ」と言っても相手は気づきません。

■「最近、メルマガを出すとクレームが多くって」と彼が言いました。

「ほう。クレームがくるだけ立派じゃん」と足元をゆらしながら私。 「いや、こっちが滅入るようなメールばっかなんだ」と神奈川県人。

■「あぁ、誹謗中傷ね。クレームじゃねぇな」とさらにゆれている私。

「いや、誹謗中傷じゃなくてちゃんとした理屈だよ」と彼が言うと、 「あぁ、じゃあ文句だね」と震度3並みに私の体はゆれていました。

■「どう違うんだ?ところでなにガタガタ言ってるんだ?」

「クレームってのは相手の立場に立って進言することで、 誹謗中傷ってのは相手を落ち込ませようとすることだ」

■左手のケータイを右手に持ち替えると、

ゆれている右足を左手で押さえ込んだ。 そして、大きく一つ深呼吸をした私は、

■「人は自分が思ったことと違うと思ったら文句を言うんだ」さらに続けて、

「だから、本質がズレてんじゃなくて読解力の問題なんだよね」と言った。 「どっかいりょく?読んで理解の解の力と書く読解力か?」と彼が訊いた。

■8月って31日まであることに今、気づいた私は落ち着きながら、

「そうだ」と言うと「みんな読み切る力がないんだよ」と続けた。 「クレームと言われるほとんどは読解力の問題なんだ」と言った。

■そう、文章だけじゃなく商品の写真や価格にも読解力は必要です。

要は、そこから売り手がなにを伝えたいのか分かるかどうかです。 でも、それを読み切れない人が多いのでみんな文句を言うんです。

■だから、お金を払う人がお客さんではなく、

文句を言わない人がお客さんです。だって、 売り手のメッセージが分かる人だからです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

まぁ、世の中のクレームと言われるほとんどって、 買い手が思っていたことと違ったから発生します。

要は、好き勝手に文句を言っているに過ぎません。

たしかに売り手の伝え方の問題もあるでしょうが、 ほとんどは買い手の好き勝手な思い込みなんです。

平気で「私の思っていたものと違う」と言います。 申し訳ないが、あなたのアタマの中など分からん。

だから、20歳を超えた成人が自分の意思で購入したら、 むやみやたらと返品などするなと良識ある私は思います。

要は、売り手側のメッセージを読み切れない人なんです。 結局、そんな人は最初からお客さんではなかったんです。

目の前の売り手や商品を見て中身を読み切れない人って、 お客になる資格はありません。お客はこっちが決めます。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━