砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1481滴:積水ハウスの営業マンは何度も笑う

三重県で飲食店を営んでいる森社長との待ち合わせのために岐阜駅構内の エクセルシオール・カフェに1人で入った@緊張して足が震えた杉山です。

ちなみに、この手の小洒落たカフェには1人で入ることが非常に困難です。

ですから、カウンターの店員に「ホットのL」と頼んだら目を伏せました。

さぁ、そんな舐められてはいけないとパソコンを開いて忙しいフリをした ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■例えば、500円で仕入れたものを1000円で販売したとします。

単純に引き算をすれば、お店の儲けはたったの500円となります。 そこから人件費や水道光熱費等の経費を捻出しなければなりません。

■でも、ただでさえ苦しいというのに、

平気でクレームを言うお客がいます。 やっとれんて!と叫びたくなります。

■お店の儲けは、たったの500円なのに…。しかし、

お客さんはそんなこと知っちゃこっちゃありません。 それどころか、1000円も払ったと思っています。  ̄

■もっと言えば、それが赤字覚悟の300円だとしても、

大阪のご婦人たちは「300円も払ったやんけ!」と、 胸を張って言います。大阪は本当に怖い場所なのです。

■例えば、積水ハウスで5000万円の住宅を建てるとします。

いくら施主が文句を言っても営業マンは笑顔を絶やしません。 それは、2000万円のクレーム代が含まれているからです。

■同じレベルの住宅を地元の工務店が作ると3000万円です。

そりゃ積水ハウスの営業マンは罵倒されようが笑顔ですって。 2000万円まではなにを言われても耐えることは平気です。

■では、どっちが正しいか?

答えは、積水ハウスです。 住友林業でも構いません。

■「その金額で多くを望むんじゃない」と言う方が間違っています。

「どんなクレームでもお受けします」という価格設定が正解です。 文句を言われて腹が立つような金額を付ける方が間違っています。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

このメルマガは秀丸というテキストエディタに書いていますが、 その秀丸を開くときに「ピコン♪」という心地良い音がします。

その度に「積水~ぃハウスぅ~♪」と不覚にも口ずさむ私です。 ちなみに、積水ハウスのことなど好きでも嫌いでもありません。

でも、文句を言われて腹を立てる価格設定は間違っていると思います。 資本主義社会においては、文句が言いたいからお金を払うんですよね。

要は、なにを言われても笑顔を絶やさずにいられる 価格設定が正解だと思います。それが適正価格です。

休み明けでボーっとしているあなた、目を覚ましなさい。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━