スクワットをやったら目が回ったので軽作業として名刺の整理をした私は、 どうしても“ら行”の名刺がないので強引に作った@軽い貧血の杉山です。
ちなみに、最後の手段としてランディー由紀子と言うカードを作りました。
ですから、彼女の頭文字はLなんだけど私が望むのはRで始まる名前です。
さぁ、そんな脳に血を送ろうとして逆立ち腕立てをしたら軽く気を失った ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■以前、鰻丼をご馳走してくれた静岡のお客さんがいます。
そのお客さんのご子息が難しい司法試験に合格しました。 法科大学院と言う場所で勉強をして難関を突破しました。
■そのお客さんから息子の話を聴いて欲しいと頼まれました。
ってことで、30分間だけと言う条件でお話を聴きました。 とってもハッピーなお話かと思ったらそうではありません。
■司法試験は難関だったけど超難関ではないと言うことでした。
昨年までの司法試験は3%の合格率でしたが、今年の試験は 法科大学院を出たら48%の合格率だったと彼は言いました。
■だからなんなのさ?と受話器を左手に持って私は思いました。
すると「就職先がなかなか厳しいんです」と彼は言いました。 3%に入った奴と48%に入った奴が一緒に面接を受けたら、
■弁護士事務所はほとんど3%に入った奴を採用するそうです。
私はそれを聴いてジャパンの弁護士の無能さを確信しました。 そして「バカばっかだね」と吐き捨てるように苦笑しました。
■バッヂの色も重さも変わりません。そして、
裏側に3とか48とかも書いてありません。 だから、試験は合格さえすればいいんです。
■凄く極端な話、カンニングをして合格しても同じなんです。
もっと言えば、カンニングをして合格する方が難しいです。 犯罪すれすれのカンニングをしてまでも合格したいと言う、
■その想いだけでもまったく見上げたもんです。と私は思う。
3%でも48%でも合格したいと言う想いは変わりません。 本人の問題ではなく試験の制度が変わっただけのお話です。
■そして、ちょっと明るくなってきた彼に止めを刺しました。
3%の奴はきっと仕事も頑張るけど所詮、努力の範囲です。 48%の奴は運がいいから努力した以上の成果を上げます。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
もしも私が人事の担当者だったら、 確実に48%の方を優位にします。
世の中、努力すりゃなんでも手に入る訳ではありません。 だって、どんなに頑張っても運がいい奴には敵いません。
たしかに超難関に合格することは立派なんですが、 受かってしまえばあとは教科書に書いてあります。
そう、日本語が読めればほとんどクリアできる問題です。
努力で型を付けようとする奴は努力の範囲でしか成功しません。 でも、なんとなく運がいい奴は努力を超えた成功もあり得ます。
あ、できちゃったッ!ってやつです。 ま、だれでもそれなりに頑張ります。
だから、できるだけ辛気臭くない奴の方が私は好きです。 最も苦手なのは努力の痕跡を顔中に刻んだ薄暗い奴です。
本来訪れるべきハッピーも逃げて行ってしまいそうです。 どんな奴でも努力はします。あとは明るく振舞うだけだ。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━