「新しいお店ができたので飲みに行きましょう１」とメールが届いたので、 「了解１」と送り返した＠わざと［Shift］ボタンを押さなかった杉山です。
ちなみに、［Shift］ボタンを押しながら「１」を押すと「！」になります。
ですから、 ときどきこのお客さんから「嬉しい！”」とメールが届きます。
さぁ、そんな「１」と「２」を同時に押した「！”」は怒っているようだ ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ～ッとお読みください。
■私の周りにもフルネーム.comのサイトが本当に多く増えてきました。
それはそれで素晴らしいことだとは思うんですがなにか足りません。 一体、なにが足らないのかと言うと絶対的に必要ではない部分です。
■それって貼り合せるときに使う「のりしろ」です。
なくてもそのもの自体に支障なんてありませんが、 あった方がコトが円滑に運びやすくなる部分です。
■もっと分かりやすく言ったらお遊びの部分です。
サイトでも直球勝負のマジメなものばかりです。 自分を露出しようとすればするほど硬直します。
■だから、まったく面白くもないんです。
思いっ切り考え抜いて書いたところで、 評論家じゃないんだから薄いはずです。
■それに抜き身の刀にはだれも触れようとはしません。
ギラギラとした人にはだれも近づこうとはしません。 斬れる刀は鞘に入ってないと持ち運びができません。
■ですから、鞘（さや）はその刀ののりしろなんです。
サイトだけには限りません。お仕事でもご家庭でも、 絶対的に必要ではない部分がきっと必要となります。
■人間でも器が大きく感じられるような人は、
決して中身が素晴らしい訳ではありません。 それは器なんだからその人ののりしろです。
■多くの場合、商売が毎年順調に伸びたり家庭が円満に運ぶその理由は、
扱う商品がいい訳でも子どもの成績がいい訳でもありません。だから、 会社とお客さんや親と子どもを貼り合わせるのりしろがあるからです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
要は、少しでもいいから遊びとゆとりの部分が必要です。 それは決してお金がないとできないことではありません。
むしろお金がある人の方がのりしろの部分は少ないです。 それは効率や能率を重んじるあまり刀が抜き身なんです。
だから、ギラギラとした人に見えるはずです。 お金を稼ぐことに優れているとは思いますが、
そんな状態がいつまでも続くとは思いません。 だって、抜きっ放しの刀はいつかは錆びます。
そう、自分が素晴らしいから中身が濃い人間だから、 お仕事ができて周りに人が集まる訳ではありません。
ペタペタとくっ付くのりしろが自分の中にあるからです。 ただそれだけのことです。仕事も家庭もそれが肝心です。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
