ひろちゃん

僕は安良田町の街道を歩いた。何気に風情が漂う道だ。昼。僕は早春の日差しを全身に浴びながら歩いた。素晴らしい時間だ。通りにある『松屋』でとんかつを食った。美味い。だが、家畜の餌並みの量だった。僕は店を出た。胃に気を使いながら歩いた。ふと顔を上げると「ひろちゃん」だ。いい一日だった。