砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0942滴:梁のあるお仕事

埼玉県に住むお客さんからリア・ディゾンの写真を添付してもらった私は、 最近までゲームの中のCGだと思っていた@HPを20回も観た杉山です。

ちなみに、HPを観て「なんだよ、生きてんじゃん」と笑顔で叫びました。

ですから、リリー・フランキーがおっさんだと知ったら本気で怒りました。

さぁ、そんなリア・ディゾンを知ったのが今年のベスト1だとすでに決定 ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■明日から大晦日まであと10ヶ月となりました。

私はその10ヶ月間でやりたいことをやります。 できそうなことも含めてすべてやっちゃいます。

■頭の中のモヤモヤを余すところなくキレイに吐き出したら、

来年中にはその中から採算が合わないものだけを削ります。 そして、残ったものだけであと30年を暮らしていきます。

■そこで業務を増やす発想方法ですが、

私はもう柱を作ることはありません。 自分の中では柱は3本以上あります。

■欲しいものは、太い梁(はり)です。

梁とは、住宅の屋根を支えるために、 柱と柱の間を横に渡した太い木です。

■私の周りを見ても、みんな一生懸命に考えるのは立派な柱ばっかです。

でも、柱しか頭にないと今の業務からかけ離れた作業しか考えません。 それは柱と柱の間を横に渡す太い梁をまったく無視しているからです。

■いくら立派な年輪を重ねた柱がたくさんあったところで、

それらの間を横に渡す太い梁がないと100%倒れます。 頭の中に梁がないとアパレル会社が不動産業を始めます。

■地中から空に向かって立派に伸びる柱しか考えないからです。

そうしてみんなコケるんです。アパレル会社の柱は繊維です。 だから、繊維の柱とつながる新しい柱を考えるのが正解です。

■多分「私は柱以外の業務を考えています」と言う人もいらっしゃいます。

でも、それは梁ではなくて枝です。いくら枝葉を増やしてみたところで、 枝葉は柱の幹からしか生えません。柱と柱の間を横に渡す梁が肝心です。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

よく「張り合いがある」とか言いますが、 私は「梁合い」の方がしっくりときます。

多く人は、とっても立派な柱を増やしたがって、 その中の一番太い柱を大黒柱と考えたがります。

柱はね、種さえ蒔けばいつかは生えます。 しかし、梁は必ず人手が必要となります。

ほとんどの社長が考えている新たな事業展開は、枝葉です。 それらは100%柱の幹からしか生えない異物と同じです。

細く枯れた枝葉は柱の養分を吸い取って腐らせるだけです。

基本的に一発当ててやろうと思って考えるのが、枝葉です。 今の事業をさらに強くもっと長く存続させようとするのが、梁です。

お仕事だけじゃなくて人生も、張り合うより梁合いの方が大切です。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━