砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0943滴:非凡の中で淡々と生きる

月末の〆切にもなんとか間に合ってホッとした私はビールを大量に飲んで、 酔っ払ったままベッドの中で鈴木大地のマネをした@記憶にない杉山です。

ちなみに、同居人の話では布団に潜ってバサロ泳法で泳いでいたそうです。

ですから、確認されただけでも3回はベッドの中でターンをしたそうです。

さぁ、そんなバサロ泳法で泳ぎながら「前畑がんばれ!」と叫んだらしい ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■その女性はスリムな166cmで栗色の長い髪は、

肩甲骨と腰骨の真ん中あたりまで伸びています。 外資系の商社で夜遅くまで働き英検は1級です。

■あまり仲のよくない友人から約1年前に紹介をされて、

あまり仲のよくない友人とは付き合いを止めましたが、 その女性とはそれ以来ズッと仲よく付き合っています。

■私は、つい最近になって彼女に離婚歴があり、

1人の息子と暮らしていることを知りました。 それまでは一言もそれを口にしませんでした。

■彼女は私より1つ年上の43歳です。

いろいろなことがあったと思います。 でも、いつも笑顔の寡黙な女性です。

■飲みに行ったときに彼女の口からポロッと英語が出ました。

すると速攻でひらがなに訳し直してから私に語りかけます。 もっと英語を勉強しておくべきだったと真剣に後悔します。

■「平凡と淡々とは違いますね、杉山さん」と彼女は静かに言いました。

「うん!」と私は答えました。これを理解できる人はそうはいません。 「杉山さん」という呼びかけを文末に持ってくる人もあまりいません。

■彼女は「バツ1とか息子がいることを武器にしません」と言いました。

それは会社の上司とか同僚から気を遣ってもらうことだけじゃなくて、 自分自身の中でもそれをバネに頑張ることがとっても嫌だったんです。

■彼女は「非凡の中で淡々と生きたいですね」と髪をかき上げて言うと、

続けて「女は男よりもタフでなければ今の世の中では生きられないし、 やさしさと可愛げがなければ生きていく資格がないの」と言いました。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

彼女もかなりのハードなボイルドです。 頭の回転は速く相手の心も見抜きます。

まるで私の大好きな映画『グロリア』のジーナ・ローランズのようです。 今までに「ジーナのようだ」と言って分かってくれたのは彼女だけです。

だから、基本的にはそこら中で言っています。

彼女は自分の置かれた環境や今の苦労をバネにすることは、 他人に見栄を張ることとまったく変わらないと言いました。

だって、それは自分で自分を同情しているのとまったく同じだからです。

お洒落なバーを出て私と別れるときに彼女はいつも英語で語りかけます。 しかし、ヒアリングができないのでなにを言っているのか分かりません。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━