砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1203滴:エビではイワシも釣れない

午前2時。喉が渇いた杉山は階段をそろっと下りた。真っ暗なキッチンに たどり着いた。左手で電気を点けた@超びっくりして腰が抜けた本人です。

ちなみに、冷蔵庫の前に1匹のゴキブリを発見したので大声で叫びました。

ですから、まったく動かないのでよく見たら魚の形のしょう油入れでした。

さぁ、そんな驚いて起きて来た3人に「何者かがいたの」とウソをついた ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■小さな会社こそ激しく優秀な人材が必要となります。

大きな会社とは違って育成する余裕などありません。 そう、間違いなく即戦力になる人間しか雇えません。

■でも、小さな会社にはそのような人材は集まりません。

一体、なぜ集まらないのでしょうか?答えは簡単です。 求人募集にお金を掛けないからです。絶対にそうです。

■常識で考えれば分かるんですが、

放っておいてもトヨタ自動車や 任天堂などには人は集まります。

■下手をすれば初年度が無給でも入社したいという人間はいます。

一方、松下電器よりも高い給料を出すという岐阜市内の会社が、 いくら岐阜新聞に折込広告を入れても電話は掛かってきません。

■いいですか。岐阜市民をバカにしてはいけません。

1枠=1万3千円の安い求人広告で釣られるほど、 チープな人種と思ったらヤケドをするぜベイベー。

■岐阜にある愚妻いや、零細企業でも、

給料が高い会社はたくさんあります。 しかし、ほとんどの社長は言います。

■「出会いはご縁だから」と。社員をご縁で引っ掛ける計画です。

社長、いい加減にしなさい。香港のポン引きじゃないんだから。 会社の前で手招きをしても野良猫くらいしか寄っては来ません。

■求人のやり方を見れば、その会社のレベルが分かるものです。

目を細めないと見えないエビではイワシでさえも釣れません。 小さな会社が目一杯かけなきゃいけない費用が求人募集です。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

いい人材がまったく来ないって訳ではなくて、 いい人材はあなたの会社を知らないだけです。

1枠=1万3千円の折込広告 < 岐阜新聞 < 中日新聞 < 日経新聞。

その紙媒体のランクによって集まる人間のレベルも確実に比例します。

岐阜新聞を読んでいる人は、地元民の死亡記事か、 駐禁の取り締まり時間と区域が知りたいだけです。

それに比べて岐阜の中で日経を読む人は優秀です。 言葉の意味が分からなくてもとりあえず開きます。

栄養失調の小さなエビではイワシも食いつきませんが、 プリップリとしたエビだとシャチでも釣れるはずです。

やったことないけど。

いくら大企業に負けないような高い給料を払っていても、 それを第三者が知る術もなけりゃまず寄っては来ません。

とにかくいい練り餌をいい釣り堀に投げ入れることです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━