砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1428滴:すべてを手に入れた貧乏人~猿橋望君に捧げる

ネットで購入したイボイボのローラーでリンパ・マッサージをやりながら、 バローの領下店へと歩いて行った@モーレツに血行がよくなった杉山です。

ちなみに、ありったけの力を込めてやったので首の左側がうっ血しました。

ですから、二の腕の裏側もまるで魚のウロコのように赤くなっていました。

さぁ、そんな牛肉売り場の若い店員に「これって本物?」と笑顔で訊ねた ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■今日は、貧しい社長のお話です。

その社長は、レクサスに乗って、 2億円以上の家に住んでいます。

■ここ数年で社員は50人を超え、

会社の業績も順調です。すると、 さらに社員を増やそうとします。

■憧れのクルーザーをまだ持っていないので、

なんとか今期中に購入しちゃうらしいです。 ベンツもBMWも優秀な社員も増やします。

■貧しい男ですねぇ。

嫌になるくらいに、 ビンボー臭いです。

■このままだと、おそらく十数年後には、

NOVAの元社長の猿橋望君のように、 すべてを失うと私は確信しております。

■それはなぜか?答えは簡単です。

自分が持っていないものにしか、 興味も関心も抱いていないから。

■せっかく持っている地位も名誉もお金も愛人も、

自分の手の中にあるものには一切、目もくれず、 持っていないものを新たに得ようと頑張ります。

■そう、大きくコケる人間は、みんなこのパターンです。

今ある幸せをないがしろにして勝手に自滅しています。 それ以上、手に入れてもあの世には持って行けません。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

思うに「もっと」と「さらに」は危険な発想です。 歯止めが利かない状態に陥るからみんなコケます。

今ある持ち駒の中だけで十分に生活できるはずです。

それができない状態がおかしいんです。 月給50万円で生活ができない人間は、

月給100万円でも絶対にできません。

絶えず上限に合わせた暮らしをエンジョイするからです。 きっと1000万円をもらっても満足しないと思います。

そーいう病気なんだから。

ブラジルの平均月給は約10万円で中国は約5万円です。 インドにおいては、なんとビックリ2万4800円です。

日本で食えなきゃ海外に出ればいい。 間違いなく大金持ちになるはずです。

きっと「もっと」とか「さらに」ではキリがありません。 心から「これでええやん」と思っていればハッピーです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━