砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1780滴:お客目線の間口は狭く、奥は深い

永ちゃんが渋い、ソニーのブルーレイのCMを観ながら、 奇面組の一堂零と元宝塚の檀れいを思い出した杉山です。

おまけにサントリーのプレミアム・モルツも飲みたくなりました。

そこで先日、義母が大型家電量販店まで血で字いや、 地デジ対応のテレビを買いに行きました。

その売り場にいた間抜け面の店員の説明はさっぱり分かりません。 ただ、実家はケーブルテレビなのでそれ用の契約になるとのこと。

翌日、テレビを設置してもらいました。でも、画像が極めて汚い。

義母が「地デジになると画面が汚くなるの?」と言うので、 そうだとしたら総務省を相手取って国家賠償を求めないと。

それは最後の手段として、まずは契約書に書いてあった ケーブルテレビまで超多忙な私が電話をしてやりました。

すると、30代後半だと思われるしゃがれ声のオペレーターが、 「まだ私どもの工事が終わっていませんね」と言ったので、

義母に確認すると「そんな話、一言も聞いていない」とのこと。

まぁ、どっちにしてもテレビを設置してから、普通に映るようになるまで なんでこんなにタイムラグがあるんだ?私が江戸時代のお代官様だったら、

あなたは市中引き回しの上打ち首獄門だよ♪とやさしく言ってやりました。

そこで、その流れの説明をしなかった家電量販店の説明責任を問うために、 間抜け面の店員と小生意気な店長に電話でコテンパンに言ってやりました。

でもそれは、あなたたちを思っての「愛」なのです。

しかしながら、その店長は「それは私たちの仕事なのかな?」という 気のない感じでした。それはケーブルテレビさんの仕事じゃないかと。

まぁ、それ以上言っても時間のムダなので、

「バローや西友の魚売り場で買ったサバが腐っていたら、 お前はその責任を三河湾の漁師に押し付けるのか?」と言ってやりました。

お客さんは、それを買ったそこしか知りませんし、そこしか見えません。 お客さんからすれば、製造物責任などの責任の所在など興味ありません。

なにがあろうとすべて内部の問題です。要は、そっちの問題です。

お客さんの目線の幅は狭いです。しかし、その先はとっても深い。

それは「鰻の寝床」と言われる京都の町家のように、 間口が狭く、奥行きが長い造りとなっています。

あとは、すべて社内の問題であり、そっちの責任です。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

本当に頭が悪い連中が多いですね。

しゃべるな!二酸化炭素が排出されるだろ!と思うような連中が。

お客さんは、どうしてそれを買ったのでしょうか。 地デジ対応のテレビが観たかったからでしょ。

ということは、自宅にそれを設置しただけでは、 北海道特産@木彫りの熊の置物となんら変わりません。

キレイに映ってはじめて目的を達成し、満足するものです。

だったら、そこまでを担保するのが仕事ではないでしょうか。そして、 その責任は、お客さんが最初に話し掛けた間抜け面の店員にあるのです。

お客目線の間口は狭い。また、恨みをもったら奥が深い。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━