砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1928滴:どの工具にも役割はある

あまりの暑さにYou Tubeで郡上八幡などの移り行く秋の気配の動画を一人、 観ながら1時間にガリガリ君を3本も食べた@ソーダ味に飽きた杉山です。

ちなみに、マスカット味を求めてセブンイレブンに5回以上も行きました。

ですから、稲川淳二の怖いお話をYou Tubeで観たら真剣に寒くなりました。

さぁ、そんなガリガリ君に弟や妹がいることを知っている45歳も珍しい ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

先日、30人くらいの社員を抱える機械整備会社の社長と会ったとき、 「いろんな工具があるもんですねぇ~」と私は変に感心したものです。

+のドライバーだけでも30種類以上はあったでしょうか。

「ちょっとサイズが違うだけなら、効率を考えて兼用したらどうですか?」 大小の+のドライバーを手に私がそんなことを言うと、

社長は「どの工具にも役割はありますよ」と額の汗を拭いながら言いました。

それどころか、そこにしか使えない工具しかないとも。 どこにでも使える工具ほどあてにならないものはない。

社員もそう。

営業にも使える、工場の現場にも使える、電卓片手に経理処理もできる。

そんな社員は「モノ」にはならない。

一見、使い回しができたほうが「効率がいい」ように思われがちですが、 元をたどれば「すべてに中途半端だ」ということです。

社長は「オールマイティな奴ほど、いい加減な仕事しかしない」と。

裏返せば「それしかできない」不器用な社員だからこそ、 クオリティの高い「いい仕事」がちゃんとできるのです。

涼しいオフィスの机上で目先の効率化だけをカシオの電卓で計算しても、 かえってそれが不採算を生み出す元凶となっているのかも知れません。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

どうやらもうすぐ台風がやって来るようです。

午後からセータイに行かねばならない私には、非常に厄介な存在です。

では、もう1本だけ別のメルマガを書かねばなりませんので、 今日はこのへんでお暇します。

ちなみに、お暇は「おいとま」と読みます。まぁ、中3レベルですが。

では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━