砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

社員は毎月の給料と社会保険が目的のフツーの哺乳類

つい先日、リフォーム会社の社長と『コメダ珈琲店 岐阜駅東店』で話した際に「うちは社員を社員とは思っちゃいませんよ。家族の一員ですよ」と脂臭い社長は胡散臭い僕に向かってバシッと力説した。「社長の会社で働く社員さんたちは本当に幸せ者だと僕も思います」と最終電車に乗り遅れたときの「ま、なんとかなるさ」っぽい達観した顔で僕は答えた。当然、内心では「おいおい、単なる社員と思ってやりなよ。毎月の給料と社会保険が目的のフツーの哺乳類として扱ってやりなよ」と叫んだ。「俺は部長になる!」という社員は正直、面倒臭くて鬱陶しい。それにそういう熱い奴は3年以内に間違いなく辞める。まともな社員は給料と社会保険がすべてだと割り切っとる。さらに「僕は社長を尊敬してます。この会社を大きくしましょう!」と熱く語る奴に限って簡単にお金でライバル会社に寝返るものだ。社員に向かって「いつでも辞めていいんだよ」と言える会社こそが優良企業だろう。