砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

誰にも理解されない豊かな暮らしっぷり

「諸般の事情」と「ショパンの情事」は似ている。前者により岐阜北年金事務所を訪れた僕がいた。長良川を挟んで川南に住むこの僕にとって川北へと下野する屈辱は天城越えに近い。やっとの思いでたどり着けば無味乾燥の役所丸出しだし。どうせなら帝国ホテルのラウンジみたく超ゴージャシーな内装にしてくれたらちったあこっちもワクワクするだろうに。ちなみに、帝国ホテルに入ったことは一度もない。女性職員が「土日がお休みですか?」と笑顔で尋ねるので「年中無休のような365日ほぼ祝日のような感じです」と答えた僕。すると「はぁ?」という顔をされた。「一日の労働時間は8時間くらいですか?」「いえ、せいぜいブログを更新する1時間くらいなものです」「はぁ?」。僕、ウソや冗談など一言も言っていないんだけど。どう説明すればこの僕の珠玉のライフスタイルをご理解いただけるのかしらん。まあいい。容易に理解される暮らしなど無味乾燥の役所丸出しだし。

岐阜北年金事務所