砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

「恩返し」より「恩送り」:先人たちの恩をツバメさんたちに送るということ

まあ!何と言うことでしょう。匠の手によって何もない殺風景な巣が1円の固定資産税も発生しないガレージ付きのステキな空間へと生まれ変わりました。はい、この秀逸なナレーションを聞くたびに「サプライズでカツオも出してくれ」と思う巻頭文はここまでです。珍しくすっげぇやる気が起きて前向きな人生を歩み出そうとしていた矢先に世界のアツローから電話が掛かって来てやる気が失せた今日この頃、最新型の洗濯機が13台くらい買える額の損害賠償請求でもしたろかしゃん。ハハハ、それは実に名案かも知れない。仕方ないから録画しておいた『キングダム』をお手製のハイボールを飲みながら見ていたらあーた、圧倒的に面白いじゃないの。しかし、この映画と言い、大河ドラマの『麒麟がくる』と言い、魅力的なのは戦乱の世を描いたものばかり。でもね、僕は思うんだ。実際にそのような壮絶な時代を生き抜いてくれた先人たちがいたからこそ、今の僕たちが存在するのだと。そして今、ハイボールを飲みながら他人事のようにその光景を眺めている僕。いい時代じゃないか。ま、それは置いといて、せっかく僕が新しい巣を作ってあげたというのにツバメさんたちは警戒して一度も近寄って来ない。偽善者の僕が敵ではないというリアルを分かってほしい。では、また明日。

ツバメの巣