午前8時15分に次女が「パパ、おはよ」と目をこすりながらパパである僕の部屋に入って来たので「ん?お前、会社は?」と分かりやすい仁侠映画の大部屋俳優ような驚いた表情で尋ねると「へ?今日は祝日でお休みだよ」とのこと。今回、この僕が言いたかったことは、古き良き昭和末期のアメリカのホームドラマのように僕はパパと呼ばれているということだ。そのことだけは覚えておいてもらおう。業務連絡です。祝日であろうが平日であろうが年中無休で怠惰な生活を送っている僕だからこそ、今日の晩ご飯は白いご飯に『マジンガーZ』のあしゅら男爵のようにトッピングされたきゃらぶきとわさび昆布の感動的なマリアージュです。最近ではこんな感じの『まんが日本昔ばなし』のようなご飯が何よりのご馳走に思えてならない僕がいる。