砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

辰の白内障

2000年9月に1人の農林水産省の職員が岐阜県下呂市萩原町の水田で極めて背の高い2株のコシヒカリを発見した。収穫されたその米は通常のコシヒカリの1.5倍の大きさの粒だった。さらに味も従来のものとは明らかに違っていた。それが今では最高級ブランド米のひとつとして日本全国に知れ渡る「龍の瞳」だ。いいかい、マジで。ここまで書いて言うのも何だが、これは「龍の瞳」ではなく親戚から安く買ったフツーのコメダいや、米だ。とは言え、愛知県は丹羽郡大口町の見渡す限りカントリーの中でウィズアウト・農薬、日本語に翻訳すると無農薬で育った新米だ。正直、炊き立ての「龍の瞳」より美味しいよ。僕、炊き立てどころか2週間前に炊いた冷ご飯の「龍の瞳」も食ったことないけど坂本(泣)。ぼ、僕をバカにするな!とにかくこれはこれで確実に美味しんだよ。だから、この純白の米を辰年生まれの僕と白内障の僕にあやかって「辰の白内障」と命名してあげよう。では、きゃらぶきとわさび昆布をオンしていただきます。

辰の白内障