砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

地域に愛されているすず屋のすず最中と草餅でお茶を飲む

2種類のカレーで満腹になった直後は濃厚な糖分を摂取して辛味と甘味を±0に中和させたいと思いませんか?絶対に思いますよね?しかしながら僕は思いません。とは言え【茜部寺屋敷】で遭遇したからには入らなければならない僕の佐賀いや、性(さが)がそうさせた。ってことで、昨日の午前11時36分に道路の対面から佇まいを撮影した後に『すず屋』を訪れた僕だった。

すず屋

僕の前にも後ろにも客はいた。ひとりの客は多品目を少しずつ箱に詰めて贈り物用にしていた。さらに別の客は「すいません、草餅を50個ください」と言った。店名を冠した「すず最中」と平敦盛(たいらのあつもり)から名を取ったのだろうか「敦盛」を買う予定だった僕は「へ!?草餅があるだと!?」と誰にも聞こえないミクロの叫び声を漏らした。僕にも聞こえなかった。

すず屋のショーケース

ふと目を左斜め下にやれば「草餅」はそこに体操座りで整然と並んでいた。しかも「敦盛」より30円も安いとくればチェンジするしかない。ちなみに、岐阜エリアでは「体育座り」ではなく「体操座り」と言う。だから、そんなことはどーでもいいんです。今回は複数の客がいたために店の歴史をうかがうことができなかった。店主っぽい女性とのやり取りを見れば、その客たちは近い場所に住む常連客っぽかった。間違いなく地域に愛されている老舗の和菓子屋だと思った。

すず屋のショーケース

このところ(ほぼ1か月前から)草餅がマイブームの杉山です。よもぎって最強で最高で最良のキング・オブ・グリーンだよね。まずは「すず最中」を頬張った。ちょっと乾燥している感じのあんこだった。僕的にはとろっとした瑞々しいタイプがお気に入りだがこの際、甘ければいい。贈り物用から自分用の朝ご飯とランチと3時のお茶菓子としても楽しめる和菓子がてんこ盛りで足腰が丈夫なら足繁く通いたくなる店だろう。では、これから待望の「草餅」をいただきます。

すず最中と草餅

すず屋の僕のレビューとマップ(詳細)はこちら maps.app.goo.gl