砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0016滴:観念上の自分は空にある

ジャパンネット銀行の預金残高が残り僅かになると、なんとかパスワード を忘れようと努力する@新生銀行にも開設しようかと思ってる杉山です。

取引銀行の数を増やすと、一時的に総資産が多くなったように思うのは、 こんな私だけでしょうか。いいや、もっともっといるはずです。

地元の銀行で貸金庫を借りたのですが、入れるものがなくて、まだ一度も 使ったことがありません。年間7500円だけが寂しく引き落とされます。

さぁ、そんな怪談話なみに寒くなるハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■こんな私でも大学では法学部でした。

ゼミは、民事訴訟法。 略して民訴。 でも、つい最近まで民事訴訟法って漢字で書けませんでしたけど。

興味がないと覚える気にもなりませんね。

■でも、一般教養科目は得意で、ほんとんど“A”。

どうせなら、一般科目よりも専門科目に力を注ぐべきでした。

その中でも哲学が大好きで、その時の教授が黒板に書いた文字が 今でもズッとアタマの中にあります。

■観念上の自分は空にある。

ほとんどの学生が深い眠りに入っている中、 感動で私は、震えてしまいました。

黒板に書かれた字体まで鮮明に覚えています。

■昨日の【砂漠に水(15滴)】で、スポットライトの話を書きましたが、 それよりも、ズッ~と上の空に、もう一人の自分がいます。

カーナビとか地図をイメージすると分かりやすいですが、 誰かと面と向かって話していても、 真上から見た2人の位置関係を、お互い無意識で測っているんです。

■よく“俯瞰する”とか“鳥瞰”とか言いますが、 自分を自分の第三の目で、鳥のように高い位置から客観的に眺めてみる。

地図を上から見るのと同じ要領で、 絶えず周りとの距離や間合いを無意識に測っています。

そうすることにより、 今までの平面では見えなかったものが見えてきたりします。

■この考え方は、物理的な距離だけではなく、 社員とのメンタルな部分での距離感覚や 得意先、仕入先との利害関係を上手く保つ方法としても活用できます。

■伸びている会社の社長は、人の使い方が上手い。

具体的な指示で人を動かす社長は、言葉を選ぶ。 黙って人を動かす社長は、距離を測る。

今日もまた、素晴らしいことを書いてしまったような気がする。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

気持ちは言葉にしなけりゃ伝わらない。

さらにそれを文字に置き換えると、気持ちを確定することができる。 それをミッションと言う。

毎日、メルマガを配信するってことは、 毎日、契約書を書かされているような気分になります。

だから、読者のためだけでなく、 自分自身のミッションとして楽しんで書き続けます。

編集後記まで、素晴らしいことを書いてしまったような気がする。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━