砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0026滴:儲けの仕組み

ちょっと前までは、ビールはキリン、車はトヨタ、家電はナショナル、の 思いっ切り保守的だった@どっちつかずのリバーシブルが大の苦手な杉山 でした。

でも、人間変わろうと思えば、変われるもんです。 今では、ビールはアサヒ、車は日産、家電はソニー、刺身はコハダ。

ここまで変わり過ぎるのにも若干、問題はありますが、このような些細な ことに一切、ポリシーを持たない自分がステキです。

ちなみに、やっぱりリバーシブルは苦手です。

さぁ、そんな裏表なハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■では、問題。

“1年間で1億円を貯めるには、どうしたらいい?”

28年前、まだ私がキリンビールも知らない小学6年生だったとき、 担任の先生が出した問題です。

■クラス中から嵐の如く意見が出ました。

・銀行を襲う ・宝くじを1年間、買い続ける ・紙でお札を作って、1億円って書く ・芸能人になって、子役で1年間稼ぐ

等々…。

■私が知っている、 どの会社の会議よりも、活発な意見が飛び交っていました。

ある意味、汚れを知らない純粋さと、無責任さのパワーを感じます。

「できるかできないか」とか、「発した言葉に責任を持たなきゃ」とか アタマの中でシミュレーションをしていたら何にも意見なんか出ません。

そもそも、会議で結果なんか出やしないんです。 ブレーンストーミングで、アタマの中をリフレッシュすることだけが、 会議をすることのメリットです。それ以外は、時間の無駄。

■で、答えは、

“日本国民一人づつから、1円をもらってくる”

日本の人口は、1億人を超えている。 一人から100円以上はもらいにくいけど、 1円だったら誰でもくれるくれるはずだよ。

と言うのが、担任の先生の答えと解説でした。

■なるほどねぇ~、とにかく感心。

一人から多く、1回で大量の成果を手に入れようとするとコケるが、 視界から消えるような少額や少量の集積で、とにかく数を稼げば、 目標数値に達することができる、と小学生ながらに感心したものです。

6年3組OBで、いまだにこのことを覚えているのは、私だけでしょう。 担任の先生も、きっと忘れていることだと思います。

■収益の太い柱は2~3本。あとは、細くても数でリスク分散をする。

業界によっても異なるでしょうが、基本的にはこのように考えています。

要は、1社集中型の収益体制だとその会社に首根っこを抑えられるし、 相手がコケたら自分もコケるという連帯保証型は、熟睡できません。

銀行との取引でも同様です。 1行のみのお付き合いなんて、いいようにされてオシマイですし、 自行がメインだと分かっている銀行は、大上段に構えています。

■盲腸と同じ、とにかく散らすんですよ。 盲腸も大事なカラダの一部、切ってしまえば、もう元には戻らない。 とにかく痛みは、散らすんです。切るだけだったら、最後にやれる。

□NOTES

“旅費交通費はどうするの?”

日本全国を回るには莫大な旅費と交通費がかかるのですが、 その点については答えが出ていません。 当時、授業後、担任の先生にコソッと聞きましたが、閉口してました。

愛されにくい小学生のタイプだったのかも知れません。 先生の顔も声もありがたい言葉もハッキリと覚えているのですが、 名前だけが出てこないんです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

昨日は、経営コンサルタントの三宅勇さんと初顔合わせをしました。

同じ岐阜県に住み、同い年、お互い柔道が好き。 これもメルマガが結んでくれたご縁です。

いい出会いをたくさん積み重ねて行きたいですね。ウソぴょん。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━