ちょっと前までは、ビールはキリン、車はトヨタ、家電はナショナル、の 思いっ切り保守的だった@どっちつかずのリバーシブルが大の苦手な杉山 でした。
でも、人間変わろうと思えば、変われるもんです。 今では、ビールはアサヒ、車は日産、家電はソニー、刺身はコハダ。
ここまで変わり過ぎるのにも若干、問題はありますが、このような些細な ことに一切、ポリシーを持たない自分がステキです。
ちなみに、やっぱりリバーシブルは苦手です。
さぁ、そんな裏表なハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■では、問題。
“1年間で1億円を貯めるには、どうしたらいい?”
28年前、まだ私がキリンビールも知らない小学6年生だったとき、 担任の先生が出した問題です。
■クラス中から嵐の如く意見が出ました。
・銀行を襲う ・宝くじを1年間、買い続ける ・紙でお札を作って、1億円って書く ・芸能人になって、子役で1年間稼ぐ
~
等々…。
■私が知っている、 どの会社の会議よりも、活発な意見が飛び交っていました。
ある意味、汚れを知らない純粋さと、無責任さのパワーを感じます。
「できるかできないか」とか、「発した言葉に責任を持たなきゃ」とか アタマの中でシミュレーションをしていたら何にも意見なんか出ません。
そもそも、会議で結果なんか出やしないんです。 ブレーンストーミングで、アタマの中をリフレッシュすることだけが、 会議をすることのメリットです。それ以外は、時間の無駄。
■で、答えは、
“日本国民一人づつから、1円をもらってくる”
日本の人口は、1億人を超えている。 一人から100円以上はもらいにくいけど、 1円だったら誰でもくれるくれるはずだよ。
と言うのが、担任の先生の答えと解説でした。
■なるほどねぇ~、とにかく感心。
一人から多く、1回で大量の成果を手に入れようとするとコケるが、 視界から消えるような少額や少量の集積で、とにかく数を稼げば、 目標数値に達することができる、と小学生ながらに感心したものです。
6年3組OBで、いまだにこのことを覚えているのは、私だけでしょう。 担任の先生も、きっと忘れていることだと思います。
■収益の太い柱は2~3本。あとは、細くても数でリスク分散をする。
業界によっても異なるでしょうが、基本的にはこのように考えています。
要は、1社集中型の収益体制だとその会社に首根っこを抑えられるし、 相手がコケたら自分もコケるという連帯保証型は、熟睡できません。
銀行との取引でも同様です。 1行のみのお付き合いなんて、いいようにされてオシマイですし、 自行がメインだと分かっている銀行は、大上段に構えています。
■盲腸と同じ、とにかく散らすんですよ。 盲腸も大事なカラダの一部、切ってしまえば、もう元には戻らない。 とにかく痛みは、散らすんです。切るだけだったら、最後にやれる。
□NOTES
“旅費交通費はどうするの?”
日本全国を回るには莫大な旅費と交通費がかかるのですが、 その点については答えが出ていません。 当時、授業後、担任の先生にコソッと聞きましたが、閉口してました。
愛されにくい小学生のタイプだったのかも知れません。 先生の顔も声もありがたい言葉もハッキリと覚えているのですが、 名前だけが出てこないんです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
昨日は、経営コンサルタントの三宅勇さんと初顔合わせをしました。
同じ岐阜県に住み、同い年、お互い柔道が好き。 これもメルマガが結んでくれたご縁です。
いい出会いをたくさん積み重ねて行きたいですね。ウソぴょん。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━