車のトランクを開けるときに、この中に縛られた人が横たわっていたら、 一体どうすればいいんだい?って、まったく無駄なエネルギーを使って、 そして疲れる@骨の髄までドップリと“火サス”依存症の杉山です。
誰もいない暗い部屋に入るときに“俺は杉山だ、中1のときの出席番号は 11だ。だから、どこからでもかかってきやがれ”って、ボソボソと呟きな がら、そして左足から入るこんな私は、かなり怖がり。
さぁ、そんな“火サス”のエンディング曲集のCDが欲しくてたまらない ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■我が家には、年末の大掃除ってものがありません。
日頃からキレイだったら、そんなことをする必要が まったくないからです。おまけに家具もありません。
■それは業界のイベントです。
12月には大掃除、2月にはチョコレート、 9月は私の誕生日。業界の習わしですぜ。
■どんな業界にも、繁忙期はあるものです。
でも、その繁忙期に合わせた人員は揃ってはいません。 日頃の人員で、年に一度の繁忙期を乗り越えています。
■だから、儲からないし先が見えないんです。
どんな本を読んでも、センセーに聞いても、 繁忙期に人員を合わせろとは、言いません。
■そして、優秀な社員は辞めていく。
繁忙期には、日頃の 1.5倍以上の作業が発生します。 アタマの勝負ではなく、体力のそれでは、 優秀な社員は、辞めていきます。そういうものです。
■そう、ピークに照準を合わせるんです。
確かに、余剰人員は要りません。でも、 ピークの人員は、過剰ではありません。
■繁忙期があること自体が、とても滑稽です。
飲食業の2月と8月がヒマならば、考えて、 独自の売上を発生させれば、いいだけです。
■所詮、業界の慣習に安堵しているだけなんです。
体の疲れで、忙しさを実感して、そして自分を 納得させている。でも、儲かっちゃいませんよ。
■だから、繁忙期をなくせばいいだけです。
ピークに人員を合わせるってことは、 人の加入ってことでは、ありません。
■毎月の作業を、均一化するんです。
人の嫌気は、疲労の格差が、引き起こします。 そして、迫り来る恐怖が、火を点けるんです。
■そう、社長も社員も疲れるだけでメリットは、0。
繁忙期の特別手当は、もらって当たり前。社員は、 そう思っています。だから、まったく価値がない。
■一年の中で、特別な日は、絶対にない。
窓の外の寒暖の差が、風邪を引き起こすように、 作業量の差が、今の自分に疑問を投げ掛けます。
■そんなアタマに粋なモルヒネ。
どんなに忙しくても、それが続けば、体は慣れるものです。 そして、社長の粋なモルヒネを、社員に打ち続けるんです。
それは、決して特別手当なんかではなく、 応接間での粋な一言で十分です。原価は、0。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
社員に限らず、人の疲労の限界って、 いつもの 1.3倍までだと思っています。
それ以上だと、 明らかに嫌気が差しますよね。
それを“頑張れ!”だとか“努力と根性だ”なんて 上辺だけの言葉を投げかけると、逆にダメなんです。
そんなときは“テキトーにやれ”ってのが、一番です。 だって“適当”って、とってもいい言葉ですよ。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━