その厚さが10cm以上もある家庭の医学書を笑顔でめくる3人のAB型は、 ニンニクの臭いの中で餃子を食べていた@寝ながらめまいがした杉山です。
ちなみに、アクエリアスとココアしか口にしていないので胃が空っぽです。
ですから、元気になったら映画『幸せの黄色いハンカチ』の高倉健みたく、 まず最初に一杯のビールを飲んでカツ丼とラーメンを一気に掻き込みたい。
さぁ、そんないつになったら我が家には黄色いハンカチが並ぶのだろうか ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■3つの町が合併してできた伊豆の国市の友だちからメールがきました。
伊豆と言う全国でも有数の温泉街に住んでいるその英検1級の女性が、 ABCも知らない子供の頃にあった店の多くは閉店しているそうです。
■当然、今でも元気に生き残っている店もあります。
おだし屋さんや履物屋さんなどのモノを売る店は、 英検2級を取得した頃には消えてしまいましたが、
■飲み屋さんは繁盛をしているかどうかは別にして、
温泉街と言うこともあるでしょうが元気そうです。そして、 飲み屋さんとモノを売る店とのその相違点を比べてみたら、
■憂さを晴らせるかどうかなんです。多くの飲み屋さんでは、
おじさんたちの「聞いて聞いて」を大いに満たしています。だから、 お酒が飲みたいんじゃなくて自分の話を聞いて欲しいだけなんです。
■ここ伊豆の国市では温泉饅頭屋さんがたくさんあるそうですが、
人気のある店ではおかみや店員の態度がとってもいいそうです。 ある店では少しまとめて購入をするとおまけをつけてくれます。
■ま、そのおまけがグラニュー糖一袋ですけれど。そして、
どの店の温泉饅頭もかなり似ていて区別がつきませんが、 人気のある店には観光客が車で押し寄せているほどです。
■そう、人が人を呼んでいるんです。
正直、目の前のモノの良し悪しは、 多分、だれにも分かりゃしません。
■きっと3万円のブルゴーニュと3千円のチリワインとを、
見比べるだけじゃなく飲み比べても分かりません。要は、 モノじゃなくて聞いてくれる人の問題だ、ってことです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
よくモノではなくヒトが商品なんだと言いますが、 そのヒトの良い条件って聞いてくれる人なんです。
ま、聞く方も大変ですが、 それだけ需要はあります。
たしかに起き上り最中を買うときも、 いつも決まった駅の構内で買います。
どこのでもまったく同じ商品ですけど、 いつも決まった駅の構内の店員さんは、
黙っていても領収書を書いてくれます。
名前も聞かずにちゃんとフルネームで書いてくれます。 ま、常連って感じが心地良いんですが、最中じゃねぇ。
聞きたくない人はいても喋りたくない人など絶対にいません。 そんなことを商売に活かすときっとよくなるかも知れません。
時間はかかりますがどれだけ聞いたところで原価は、0です。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━