砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0707滴:爪切りのお話

キッチンの床にワックスをかけようと思ったらワックスが少なかったので、 ワックスの中にママレモンを混ぜた@床がまだらになって困った杉山です。

ちなみに、家族にバレないようにと数々の手を尽くしましたが限界でした。

ですから、善意でやったことであり悪意でやった訳じゃないと訴えました。

さぁ、そんな私だけ晩ご飯のカレーにエビフライが一本も乗ってなかった ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■とっても細かいことかも知れませんが、

社員の士気を低下させる原因の一つに、 社長の鼻歌まじりの爪切りがあります。

■だから、仕事中にみんなから見える机の上で、

パチパチと爪を切られるとヤル気も失せます。 そして、社長が切れば部長もそれに続きます。

■すると、スィ~ッとかチェッとか、

奥歯の隙間から息を吸ってみたり、 深爪をするたびに舌打ちをします。

■挙句の果てには、

靴下を脱いだら、 背中を丸めます。

■左足の踵を椅子の真ん中に乗せて、

人差し指から順番に切り始めたら、 最後は太くて丈夫そうな親指です。

■で、すでに老眼のために近い距離が見えない社長は、

眼鏡を鼻の中腹まで落として眉間にシワを寄せます。 それを見た社員にヤル気など起きる訳がありません。

■本当に些細なことでどうでもいいようなことに思えますが、

些細なことが職場の雰囲気や社員のヤル気を一変させます。 でも、これを分かってくれた社長は一人もいませんでした。

■しかし、ほとんどの社員や部下たちは、

心の底から深い頷きをしてくれました。 だから、見ていないようで見ています。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

電車の中でお化粧を直す女性たちを男性はよく思いません。 だったら、会社の中で爪を切る社長たちもよく映りません。

30分前の営業会議で散々と叱っておきながら、 ふと振り向けば鼻歌まじりに爪を切っています。

だから、爪など自宅で切って来るんだ。そして、 社長のマネをよしとする部課長も切り始めます。

よって、会社の中はパチパチ&鼻歌ばっかです。

社長って別にとんでもない能力が要る訳ではありません。 社員から見てなんとなくカッコよければそれでOKです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━