砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0869滴:忘年会の幹事に見る会社の行く末

お歳暮を贈ってくれた鹿児島県の佐々木さんに「来年も是非よろしく」と、 心を込めてお礼メールを送った@案の定、激しく勘違いをされた杉山です。

ちなみに、速攻で「お中元は焼酎でもいいですか?」とメールが来ました。

ですから、すぐに「焼酎は飲めないので饅頭にして欲しい」と返しました。

さぁ、そんな催促したように思われたので夏に饅頭が届いたら誤解を解く ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■昨晩は名古屋で忘年会を行ったので、

味噌串カツと手羽先を堪能しました。 きっと東京の人には耐えられません。

■昨日の名古屋駅周辺は年末ということもあって、

小さな虫が湧き出たかのような混雑ぶりでした。 私は人ゴミが苦手なので呼吸が荒くなりました。

■忘年会です。猫も杓子も12月に入ったら忘年会を行います。

昨日は土曜日だったので会社の忘年会は少ないと思いますが、 だれも望んでいないのに12月は会社の忘年会が行われます。

■そこで最も肝心なのがそれを取り仕切る幹事です。

大きな会社でも小さな会社でも必ずいるはずです。 その幹事を見ればその会社のレベルが分かります。

■どんな会社でも12月に入ったら忙しいものです。

そんな忙しい時期に平気で幹事を任される人材は、 きっと大きなプロジェクトには参加していません。

■だからと言って、どうでもいい社員には、

忘年会の開催場所とか料理の段取りとか、 参加人数の集計とかが上手くできません。

■忘年会の幹事にはある程度の人望がきっと必要なんです。

ある程度ですが。要は、ヒマというだけの若い社員には、 場所決めや料理の選定や参加者の集計はかなり困難です。

■忙しい社員たちはどうでもいい行事だと思っているからです。

でも、社長は社員と触れ合う数少ない機会だと思っています。 そう、今年を締めくくって来年に備える大切なイベントです。

■だから、社長の息の掛かった懐刀の登場です。それは、

社長の好きな食べ物から最後のデザートまで熟知して、 社員たちにも文句を言わさない絶対的な存在の人です。

■しかし、その人は大きなプロジェクトには参加していません。

だから、11月の中旬頃から忘年会の場所探しに没頭します。 そして、それを社長も他の社員たちも認める貴重な存在です。

■忘年会の幹事を見ればその会社のレベルが分かります。

だから、私は隣のテーブルのサラリーマンたちを見て、 その中の幹事を見つけては会社の行く末を推察します。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

忘年会の幹事を任された社員は立派な社員だと思います。 アタマが固くて融通の利かない経理課長は除外されます。

釣りバカ日誌のハマちゃんみたいな奴が最高です。 社長のスーさんも周りの社員たちも認めています。

あーいう社員が平気で居られる会社は結構、強い。

あと感じるのは本当にできる社員は段取りが上手い社員です。 仕事の段取りだけで売上げなんてどうにでもなると思います。

だから、机に向かって考えることしかできない技術系は、 売上げどころか料理を決めることすら満足にできません。

真夏の高校野球を観ていて私がいつも思うことは、 きっと立派なのはマネージャーだと言うことです。

選手は体がでかくて丈夫でさえあればいいんでしょうが、 周りを段取りする人がいないとチカラは発揮できません。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━