砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1234滴:他人の知恵ではなく頭を借りる:擬人化すること

石川県で飲食店を営む浅野社長が「冬は靴下を履いて寝る」と言ったので、 小声で「だから、儲からないの」と軽く笑った@最終的に謝った杉山です。

ちなみに、浅野社長は「その理由を言って下さいよ」とムキになりました。

ですから、私は「やれやれ」と苦笑すると彼は「バラすぞ」と脅しました。

さぁ、そんな浅野社長が私のなにを知り得たのかまったく見当もつかない ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■最初は、浅野社長とは発想方法についてお話していました。

どうしたらユニークな発想が生まれるか?という内容です。 そこで、私が365日やっていることを教えてやったのに、

■あろうことか彼は恩人である私を脅そうとしやがりました。

きっとこの冬、兼六園の中で雪に埋もれて苦しむはずです。 私には、見えてはいけない先の世界が見えてしまうのです。

■よく発想を膨らますとみんな言いますが、

それをやっている人は本当に少ないです。 それどころか、多くの人は縮めています。

■世の中の時流などの大きな流れの中でなにかを探そうとしてもダメです。

そんなものは朝日新聞の天声人語を書いている人間でも見つかりません。 大きな流れの中にはヒントはなくて小さな日常生活にヒントはあります。

■私は、よく擬人化します。目の前に1本の赤ボールペンがあるとします。

この赤ボールペンの残り少ないインクだったらこの難局をどう乗り切る? 激しい波が打ち寄せる東尋坊の小さな岩だったらどう対処するだろうか?

■そんなことば~っか考えています。だから、楽しいよ。

他人の知恵を拝借しようとするからコケちゃうんです。 大切なのは、他人の頭を勝手に借りてしまうことです。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

■間違いなく自分ほど当てにならないものはありません。

オギャーと生まれてから何十年も自分をやっていると、 いくら頑張っても見方や発想は1つしか生まれません。

■だったら、他人の頭に入り込んで考えればいいだけです。

DELLのモニターの右上の角は角田鋭一君と言います。 私には思いつかない発想が角田鋭一君にはできるんです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

今日は、軽くノイローゼってみました。 しかし、こんなのまだまだ序の口です。

十両や幕内になったら手に負えません。 でも、こんな僕を見捨てないで下さい。

ってことで、心にもないことを言ってしまいました。

こんな素晴らしいお話はだれも教えてはくれないし、 第一、だれも気づいちゃいないので感謝して下さい。

私が年中無休でなんだかんだと書き続けられるのは、 角田鋭一君をはじめ他人の頭を借りているからです。

自分の頭だけでは、どう頑張っても毎日など書けません。 その証拠に書いたものの3分の2は完璧に忘れています。

私は、藍川中学に通っている頃から、 水面の下の自分を楽しんでいました。

例えば、目の前にDELLのキーボードがあるとします。 DELLのキーボードの下に自分が潜んでいる発想です。

上からある人物がキーを叩こうとしています。そのとき、 私は押し潰されないように「Q」のキーの下に隠れます。

思うに「Q」は使われる頻度が少ないからです。 その後、この人物はなにを打つのか推測します。

あと、水面の下から上を見ると映像が屈折して見えます。 見えた映像と実際に押し迫るものとが徹底的にズレます。

その差異が自分の頭にはないユニークな発想を生みます。 ここまで、お分かりになっていただけましたでしょうか。

今日のところは、序二段までで終了させていただきます。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━