砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1536滴:外の世界はもっと辛くて苦しいの

10年先の自分自身へ手紙を送ることができる「おもいでカプセル便」を 誕生日にもらったので気が乗らないけど書いた@面倒臭がり屋の杉山です。

ちなみに、越前和紙の便箋だったので般若心経でも書こうかと思いました。

ですから、76年先の自分へなら書きたいけど10年先だと@言う間です。

さぁ、そんなアンパンマンとオバQと怪物くんの顔が10年後に届く予定 ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■夏は冷房の効いたオフィスで、

冬は暖房の効いたオフィスで 仕事をしている男性がいます。

■そいつと話していると腹が煮え繰り返ってきます。

口を開く度に「腰が痛い」だとか「疲れる」とか、 吐く息が灰色に見えるような愚痴を垂れ流します。

■よっぽど自分は頭がいいと思っているのか、

「あんな仕事はまったく割に合わない」と、 他の人の仕事に関しても口を突っ込みます。

■そのくせ自分だって割に合わない仕事をしているのに。

ちなみに、そいつの仕事は貿易に関する営業事務です。 このところの株価の低迷などで悲惨だと嘆いています。

■いい気味だ。まったくお笑いだぜ。

そんなことを思ってしまう素直な 自分が無性に可愛くてなりません。

■工事現場でツルハシを担いで働くか?

海の向こうの半島で工作員をやるか? 快適な空間で働けるだけで幸せです。

■今の仕事の中で楽をしようとするんじゃない。

他の仕事と見比べて少しでも恵まれた環境に 大いに感謝すべきなんです。断言できますが、

■朝っぱらからこんなメルマガを読んでいる暇があるあなたは、

工事現場でも海の向こうの半島でも使いものにはなりません。 現状に感謝しなさい。どこに行っても役に立たないんだから。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

どう見ても恵まれているじゃん!という奴の方が、 口を開く度に灰色の愚痴を延々と言いまくります。

「アフリカのサバンナで猛獣と戦うか?」と言いたくなります。 サバンナにはエアコンどころか井村屋のあんまんもありません。

そんな環境なんて耐えられないじゃないの! だから、外の世界はもっと辛くて苦しいの。

しかし、傍から見て大変な仕事をやっている人に限って、 愚痴などこぼさずに仕事を仕事として淡々とこなします。

恵まれた環境にある奴だけがブツブツ嘆いているのです。

私なんか地ベタを這うような仕事なので愚痴も出ません。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━