この連休中に上の娘といろいろと話しました。 今、高3。もうすぐ18歳になります。
成人になるのは20歳ですが、それは法的な自立であって、 実質的な自立は、義務教育の延長(3年)が終わった18歳です。
18歳になった人間には、3つの仲間がいます。
1つは家族。1つは友人。1つは仕事仲間。
家族のことを血縁で括るのは18歳まで。 それ以降は、仲間と思った方が無難です。
そして、友人と仕事仲間の違いを簡単に言うと、 仕事の話を一切しない相手のことを友人と呼び、それ以外は仕事仲間。
だから、同僚やお客や出入り業者のことを仕事仲間と言うのではなく、 チラッとでも仕事のことを漏らした相手を仕事仲間と言います。
では、あなたに1人でも友人は存在するでしょうか? きっと友人と思っている相手の99%は仕事仲間です。
愚痴を言ってもいいけど、その内容が仕事ならば仕事仲間です。
私の娘が、18歳から何歳まで生きるか知りませんが、 その間を有意義なものにするためには、この友人が大切だと思います。
友人の中でも、同じ部屋に一緒にいるのにお互いがテレビを観て、 1時間以上なにもしゃべらなくても平気な相手を親友と呼びます。
絶対にいませんが。
自分の周りを見て3つの仲間に分類してみて下さい。 その前に、仲間と呼べる人間が何人いるかですが。
たったこれだけのことを知っているだけで、 あいつに裏切られたとか騙されたと凹むことが激減します。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
18歳を過ぎたら、その質はまったく同じでも 「友だち」ではなく「友人」と呼んだ方がいいです。
なにも友人が最も大切だと言っている訳ではありません。
当然、家族も大切だし、仕事仲間も大切です。 ただ、友人という仲間が非常に少なくて貴重だということです。
社会に出れば、嫌ってほど&腐るほど仕事仲間などできます。 仕事の話をしない相手はほとんど皆無と言っていいくらいです。
偶然、街でばったり会った中学時代のクラスメイトでも、 喫茶店に入って話をすれば、最後は「仕事はどうなの?」となります。
それはそれで必要ですが、そんなに数多くは要りません。 3つの仲間。今一度、振り返ってみてはどうでしょうか。
明日は、娘に教えた職業の選択方法についてお話します。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━